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桜の時期になりました。今年は開花が少し遅く、まだまだ3分咲きと言うところでしょうか。

母方の祖父母が眠る墓地を、墓仕舞いすることになりました。
母は長女ですが、長男、次男ともに先に逝ってしまい、
母が墓守をしておりましたが、この先動けなくなってからの、
墓仕舞いは、大変だからと、今のうちにやることになりました。

ととさん が居る霊園に、納骨堂があるので、そちらでお世話になることに。
家のお墓に入ってもらってもいいと思うのですが、
家もどうやら、兄か私の代で終わるので、その時に大変だろうという、
母の決断です。

墓の引っ越しは、どうやるの?から始まりました。
どうやら、改葬許可を取らなければいけないようです。

改葬許可を取るのは大変で、
祖父母の墓がある役所のHPにて、改葬許可書をダウンロード。
家があった住所や、埋葬した日にち等を書き込みます。

受入先の霊園と契約を結び、受入許可書を発行してもらいます。

それを持って、祖父母の墓がある寺に、改葬許可書にサインしてもらいます。

合わせて、離檀証明書が発行されました。(離断証明書は改葬許可には必要なし)
閉眼供養の日にちの確認をし、行政センターに出向き、
霊園の受入許可書、寺のサインが入った改葬許可書を提出、
やっと改葬許可が出ました。(役所にもサインしてもらう)

お骨を出すにあたって、再度火葬して、骨の量を少なくします。
二人分の骨を粉砕して、ひとつにして、納骨堂に1つで納めるためです。
骨壺の数で契約を結ぶので、霊園側には1つにする許可を得ることができました。

改葬許可が出たので、次に再火葬をするために、
火葬場に予約を入れました。

次に墓地を更地にして返納ということになっているので、
石材店に行き、閉眼供養の日にちを伝え、後日更地にしてもらう事に。

閉眼供養後、再火葬して、一週間は家に居てもらい、
その後、納骨式になります。

納骨する時は、改葬許可書が必要なので、
寺のサイン、役所のサインが入った改葬許可書を、
霊園へ納めます。

とこんな具合・・・。
今はネットがあるので、色々調べて見よう見まねで出来ましたが、
えらい大変でしたわ。

墓は地方にあるので、墓仕舞いの料金的には
安いのではないでしょうか。
一番高かったのは、やはり霊園にお支払する永代供養代でした。
ぶっちゃけ100万はかかりませんでしたが、それに近い額でしたね。

4月の中旬ころに、祖父母を迎えに行き、
4月末には再度納骨します。

死んでからも、また火葬されるとは思っていなかったでしょうね。
ごめんね、爺ちゃん、婆ちゃん。
でも、前より頻繁に墓参りできるし、近くには ととさん も居るからね。

『母の気持ちが落ち着くなら、もう少し頑張りますよ』