本日は羽黒山へ行く日程です。
JRの大人の休日倶楽部で、吉永小百合さんが訪れているのですが、
あのCMを見てから行きたいと思っていたところです。

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いさごや さんの朝食です。
朝から豪勢です。

御宿の送迎を利用して、鶴岡駅の手前「エスモール」で
下車させてもらいました。
エスモールの1階はバスターミナルになっているので、
始発で乗れました。
コースとしては、随神門(ずいしんもん)からスタートして、
2446段の階段を登って、
山頂の出羽三山神社を目指します。

随神門前に、山伏の格好をした神子さん(女性)の集団がおられました。
白装束ではなく、鮮やかなオレンジ色(紅と呼んでました)の
衣をまとわれていました。
その方たちを横目に、いきなりの下り坂。
途中、結界であろう赤い橋を渡りきったところで、
ほら貝が鳴り響きました。
神子さん達が出発したのでしょう。

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こちらの石段。
33の彫り物があり、それをすべて見つけると満願成就。
徳利、御猪口、瓢箪、蓮の花等があり、
探しながら、楽しみました。

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樹齢1000年の爺杉です。
去年も樹齢1000年、来年も樹齢1000年、
10年たっても、樹齢1000年・・・

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そして出会えました。五重塔。
美しかったぁ。しかしながら、背後から聞こえる
ほら貝の音。なんだか恐ろしかったです。
山に響き渡るほら貝が、こんなに怖いとは。
まるで戦国時代に紛れ込んだよう。
ドラマで戦わずして、退却するシーンがありますが、
なんだか、わかる気がします。

しばらくは五重塔あたりにおりましたが、
徐々に近づくほら貝の音に、追い立てられるように、
五重塔を後にしました。いや、逃げました。

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しばらく行くと、本格的な登り坂。
奈良の室生寺の胸突坂を思い出します。
駄目なんですよね。こういう風景を見ると
沸々と笑いが込み上げちゃうんですよね。

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笑っちゃうでしょ。これみたら。
最後の方なんて酸欠になり始め、頭がぼぉーっと。
そして待っているのは、二の坂茶屋。
良い所にあります。思わず、休みたくなっちゃいます。
入っちゃうでしょ。
こちらで、名物の力餅を頂きました。

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友人はさっぱりと「ところてん」
あとで、この御酢パワーが効いたとの事。
私は力餅のパワーは・・・。

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今日の天気は、曇りのち雨。
といいつつも、微妙に薄日がさしてくるので暑いです。
お茶屋さんからの景色も格別。
しかしながら、神子さんたちの休憩場所もこちらのようで、
「(神子さん達は)店内には入られませんが、
しばらく店から出るのはお控え下さい」と言われたので、
食べるだけ食べて、早々に店を出ました。

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ほら貝が鳴り響き、坂を見ると
続々と登ってこられました。
一番キツイ、最終局面でほら貝を取りだし、
吹きながら登ってこられるのを見て、
驚いてしまいした。(吹くのは男性)
カッコ良すぎるでしょ!!

途中、平坦な道になったりして
景色を楽しむ余裕が出てきたところに、
また坂が始まりました。
そして、探していた物が!!

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徳利と御猪口

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蓮の花

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御猪口が3つ。可愛いです。

結局、人の名前や、人面やら、
これがカウントされるのかどうか、怪しいのが沢山
ありましたが、これらが一番可愛かったというか、
分かりやすかったですね。

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やっと出羽三山神社に着きました。

月山、羽黒山、湯殿山を廻ったことになるという、
画期的な三山神社。

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こちらを参拝している途中に、神子さん達も到着されました。
なんという速さでしょうか。

境内を参拝し終えたころに、ポツポツと雨が降ってきました。
バスの時間まで、お茶屋さんで、腹ごしらえ。
お蕎麦と御団子を食べました。

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これ、甘味噌でとっても美味しかったです。
山頂からバスでエスモールまで戻りました。
エスモールで、お土産の菓子を探しながら、
再び、湯野浜温泉行のバスに乗って、御宿に戻りました。

お風呂に入っているときには、土砂降りになっていました。
お天気が持ってくれてよかった。

本日の夕食は、お魚尽くしでした。

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とうとう、鯛がでてきました。新鮮そのもの。
このほかに、焼き魚、煮魚と続き、ブロックサイズの牛ステーキ。

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そして、楽しみなデザートプレート。
本日も良い1日が過ごせました。

そうそう、山寺の翌日は筋肉痛がでましたが、
羽黒山では、筋肉痛にはなりませんでした。

たった、30秒たらずのCMを見て、いつか行ってみたいと思う。
きっかけなんて、ほんとうちょっとしたことで、
実行できる時期も突然訪れて・・・。
不思議なものですね。

『安心してください。鍛えられましたから』