連日散歩ですが、今日は深川江戸資料館と根津美術館に行ってきました。
最近多い、掛け持ち鑑賞。

清澄白河にある、深川江戸資料館へ行きました。
特別展として、ちりめん細工の展示会をしていたので。

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常設展示は、江戸の町並みを原寸大で展示してあり、
何回も来ていますが、小さいながらも、見ごたえのある施設です。

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フロアーにちょっと展示してあったものを撮らせていただきました。
会場に入ると、所狭しと置かれているちりめん細工。
可愛らしいものばかりで、時間を忘れてみていました。

販売コーナーもあり、根付を買わせていただきましたところ、
体験コーナーもあるということで、ひとつ作らせていただきました。

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えんどう豆です(笑)
豆を挟んでボンドでつけるだけなんですが、柄と色が選べます。
悩みながら、派手目に作ったんですが、先生からは
「地味なの選んだわねぇ」と言われて、ショック。

半蔵門線で表参道の根津美術館へ。
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この時期に展示される国宝「燕子花図屏風」と、庭園の燕子花を見に来ました。

先日、ぶらぶら美術館でも、紹介されておりましたが、
結構な賑わいでした。
最初に庭園から拝見させていただきました。

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雨がふったので、石段などが濡れており、木々も潤っているようで、
とてもよかったです。

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満開の燕子花。美しいの一言です。
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緑も鮮やかで、本当に清々しいく、ここが東京だということを
忘れてしまうほどの静寂さです。

園内には、石仏などが置かれて、ひとつひとつ見て回りました。
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そして、その静寂を打ち破って、笑い声をあげたのが、

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両手に銭ですよ、銭!
小銭がジャラジャラと、微笑んでますよ。
凄い、好き!!

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こちらは、あくまでも、庭園です。
それは美しい庭園です。

なのに、

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うははは。大好き。

館内に戻って、燕子花図屏風を拝見させていただきました。
ぽってりと塗られた、花たち。今まさに見てきたばかりのものを
表現されている屏風をみて、とてもよい体験をさせて頂きました。

燕子花図屏風もよかったのですが、私的には、円山応挙の藤花図屛風の方が
好みでした。藤の花の描き方はもちろん、
幹や枝の描き方が素晴らしかったです。

長沢芦雪の犬は、相変わらず可愛いし。
鈴木其一の夏秋渓流図屏風はやっぱりすごかった。
テレビで観たときも、迫力がすごかったが、本物を観たときの
あの色と水の質感。
朝顔図屏風の生き物みたいな、朝顔と同じ、
水が化け物かと思うような動きというか、表現がすごかった。

館内を見て回り、骨董通りを抜け、
evam eva の店舗にお邪魔し、お買い物をしてしまった。
いやぁ、衝動買いではないが、買ってしまった。

だってほら、心が潤っちゃったからさ。

表参道をブラブラしていたら、とあるマンションで見つけた。
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壁からぶら下がってた。
なんとも言えず、目を奪われたのね。
全体像が取れなくて残念だけど、
これが、マンションの壁から生えてぶら下がってた。
これも、美しいと思ったんだけど。

『爪に火が灯った』