本日は、三井記念美術館の特別展「明治工芸の粋」と
根津神社のつつじ祭りに行ってきました。

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最初に向かったのは、根津神社へ。
200円を払って、園内に入ったのですが、
早咲きのつつじ は既に枯れてきておりました。

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近所をぶらりと歩いて、すぐに次への目的地に移動。
日本橋にある、三井記念美術館へ。

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「超絶技巧!明治工芸の粋」
7月13日までの期間では、ありますが、
今の時期は穴場的なのではないでしょうか。
こんなに空いていて、ゆっくりとみられるのは、奇跡的です。

5月に入れば、日曜美術館で紹介されるらしいので、それを過ぎたら
相当、混むのではないでしょうか。
日本人の手仕事は世界的に有名ではありますが、
日本人の私ですら、こんな日本観たことがない!(笑)というくらい
繊細かつ、うるさくない、作品が多数あるのです。
わかります?うるさくないっていう感覚。

わざと余白を楽しむ、さらりと凄さをかもしだす。作品たち。
場内は、関心とため息と、唸り声とともに、
「ぐぅわぉーん」という音が、頻繁に響きわたります。
たまに、驚くほどの「ごぉんっ」という鈍い音もします。

そうです、みなさん真剣に見過ぎて、我を忘れて
ガラスに頭を強打しているのです。
ただぶつけるだけならまだしも、強打です、強打。

恥ずかしいやら、痛いやら、いたたまれずの
可哀そうな人達。頻繁に楽しいです。

牙彫のタケノコやナス、パセリなどの作品は、
本物と見まごうばかりで、ミカンにいたっては、
本物を置いてあるとしか見えず、頭をひねるばかり。

七宝焼きの細かさと優美さ、金工の緻密さと渋さ、
自在細工の動きの面白さ。
初めて、単眼鏡とやらが欲しいと思ったほど、
目を丸くして、目を凝らしてみてきました。

これは、是非見ていただきたいと思う、展覧会です。

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ミュージアムカフェで食べた御うどん。
上品なお味で、大変美味しゅうございました。

向かいにある、コレド室町2・3を冷やかし、
ゴールデンウィーク幕開けのようでございます。

『面白い展示会目白押し』