11月30日、12月1日と両国国技館で、
聖飢魔II Presents「Tribute to JAPAN」という、東日本大震災の
チャリティーコンサートが開かれました。
月末の月初め、しかも平日!!なんというタイミング。

通常なら、二日間とも行きたかったのですが、
なにせ、仕事を持つ身。なんとか都合をつけて行けたのは、初日のみとなりました。

他にもいろいろ対バンがおられ、楽しみにしていたのは、
「MAN WITH A MISSION」 というバンドで、
頭がオオカミ(被り物?笑)で体は人間という。
このお姿に「心の琴線が触れるのよね」と思う私。
流石、聖飢魔II好きな私(笑)



会場入りして、すぐに閣下のアナウンス。
そして、一番手は「MAN WITH A MISSION」 
YouTubeで散々見まくっておりましたの、ナマで見たときの衝撃。
一人ではしゃぎまくっておりましたが、あっという間に3曲で終了。
なんでぇー、もっと歌ってよぉー!!
しゃがみこまないコザックダンスのようなジャンプを見て、
友人が「若い!あの体力は並半端ない!あれは絶対年齢が若いよ」と
えぇ、そりゃ客層の年齢層は若干高いですが。

NOKKOさんもご参加くださり、最初はレベッカ復活!で動いておりましたが
諸事情があり、ソロで参加とのこと。
「フレンズ」を唄った時は、なんかスイッチが入ってましたね。
さすがに歌姫です。

そしていよいよお待ちかねの聖飢魔II。
聖飢魔IIが国技館でミサ。いよいよ聖飢魔IIが国技となりました。
ってブログに書くようにって、閣下が。

チャリティーということもあり、色々制約があるかな?と思ったら、
それはさすがに、いつも通りの決まり文句に、いつも通りのミサ。

「ARCADIA」の曲の時には、さすがに涙が流れた。
最後のフレーズ
銀河鉄道は走り出す 愛しい人は乗れたか・・・

これにはやられた。

数か月前、近しい人を事故で亡くしたのだ。
行ってきますと、家を出て、それきりだった。
あの日もそうだったはずだ。
行ってきますと普通に家をでて、それきり家族がバラバラになった人達。
その不条理さが、初めて、いや、今更ながらに分かった気がした。

そんな時に、この歌で、
大勢の人が、銀河鉄道に乗って行ったかと思うと、
不意に涙が流れた。あの人も乗れただろうかと。



「普段残酷な勝負の場として使われるところ。今回なぜ国技館なのか? 
この場所から今まで、いったい何人の若者が、血と汗を流し、
夢破れ去っていったことであろう。この場所には沢山の悔恨がくすぶっている。
それを感じ、現実と向き合い、自らを戒めるために、宿命的にわれわれはここにたどり着いた、とも言える」
(記事より抜粋)

と、閣下が言った。

サプライズで、閣下とNOKKOさんのコラボで
「Raspberry Dream」を唄った。聖飢魔IIのバックバンドで。
いやぁー。迫力がありました。
まさにレベッカのNOKKOでした。閣下のシャウトにも負けない歌声。
底力とはこのこと。ほんといいものを見せてもらいました。

短い時間だったが、泣き笑い、吠えた。
ありがとう。

踏ん張るから、みんなも踏ん張れ!

『また会あいましょう』