ひねもすミシン

人生日々ぶつかり稽古

2013年11月

'13年秋の奈良旅行 「岩船寺・浄瑠璃寺バスツアー」 11月10日(日)

旅行最終日に、奈良定期観光バスの「秋の特別コース」
「岩船寺・浄瑠璃寺コース」に参加することにしました。

JR奈良駅を9:15分に出発して、午前中で帰ってこられるので、
最終日のスケジュールとしては、よいコースだと思います。

本日は満席での出発。
最初に岩船寺につきました。本堂にてご説明を受けました。
やはり説明や、説法というものを聞けるのは大変ありがたいことですね。
阿弥陀如来坐像や、四天王立像を間近に見せていただき、
ぐるりと堂内裏までめぐらせていただきました。

三重塔も美しく、紅葉時期が少しだけ早いので、
ピークを迎えたら、さぞかし美しいでしょう。

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三重塔初層特別開扉

本日は雨が降っており、先ほどまで扉を閉めておられたそうですが、
小降りになってきたので、開けていただけたというわけです。
扉に絵が描かれているのが、少しだけ写ってます。

とても綺麗で、カメラを向けて撮っておられる方もいらしたのですが、
何故か、カメラを向けることを忘れて、
見入っており、あとで撮ればよかったと後悔しきり。
それくらい、美しい絵でした。

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次は念願だった、浄瑠璃寺。
特別公開の吉祥天女像も見られます。

西方九体阿弥陀如来像がおられます本堂から拝見。
こちらでもご説明と説法を聞きます。
大変興味深く、また面白かったです。
かなり白熱してお話されていたようで、フリーの時間があまりなくなって
しまいましたが、話が長いとは思えないほど、よい時間をすごしました。

吉祥天様の美しさ。思わず手を合わせて話しかけてしまいました。

本来ならば、本堂を挟んで池の向こう側「此岸」から参拝し、
そして「彼岸」である、本堂を参拝するのが、正式らしい。
すなわち、太陽の沈む西方浄土へ迎えてくれる、阿弥陀仏を
西に向かって拝めるようになっている。
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「西の方角へ向かった」と言い残して逝った、父。
まさに、父に会うために来たような感じ。
現に、中央に坐している「阿弥陀如来中尊像」が父の顔に見えた。
ちょっと、涙が出た。

京都にある、三十三間堂の中央におられる「千手観音坐像」を見て、
父が「亡くなったお母さんに似ている」と実母を思い出して
泣いたように、私もまた父を思い出して泣いた。

駆け足で見た感じで、物足りなさもあったが、
実際、個人的に行ったら、きっと半日では見られなかったろう。
今度はゆっくりと一日かけて見にきたい。

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12時前に、近鉄奈良駅に戻ってきた。
キャリーバックは、バスに乗せていたので、とりあえずロッカーに預けなおして、
リニューアルした「遊・中川」にランチに行った。

新しくなって、時間指定の入れ替え制になったので、
とりあえず、13時の回に予約を入れた。

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時間があったので、ショップで買い物。
しかし、シックになりすぎており、手が出ない。
新しくできたブランド「日本市」の方が、私にはしっくりいくかな。

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食事処と、ショップが完全に分離されているが、
そうそう、変わったわけではなく、これまた落ち着いて
やっぱりいい場所です。

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「大和ポークのあられ揚げ」
これ、とっても美味しかったなぁ。

『蘇』牛乳を煮詰めたチーズですが、
前に食べたときより、チーズっぽかったですね。
それに奈良漬けがのっていて、これも好きな味。

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友人が「目玉おやじ」が居る!
と激写していた画像。
なるほど、本当に目玉おやじだ。

80分の時間がありましたが、
14時30分の近鉄特急に乗るため、一時間足らずで
店内を出ましたが、ゆっくりできました。

今年も無事、奈良に帰ってくることが出来ました。
「やっぱり、二泊三日じゃ足りない・・・」という友人。
そうだね、あと一泊はしたいね。

ネイティブワークスさんが、新しい地でオープンして、
案内の葉書が来たら、季節を問わず、また行こう。
行ける口実がいくらでもあるのは、いいことだ。

『飽きないねー』


空色。黄色。

夏に買ったスマホが、ハズレだったようで、
カメラ機能がまったく使えない、故障スマホで、
本当に気まぐれで機動するので、いつも慌てて撮るのだ。


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大銀杏が綺麗な黄色になりました。
構図を取りながら、3枚目を撮ったら、画面がクラッシュして、
「ブチッ」となってカメラ機能が切れました。

カメラに、ブチ切れられた・・・・。

『えぇーYOU?そんなのあるばーの?』

'13年秋の奈良旅行 「郡山」 11月9日(土)

あれだけ計画を立てて・・・と言っていたのに、
定期観光バスで行こうと思っていたコースが、来週からのコースだと分かりまして。

行き成り頓挫いたしました。
「あれまぁ、どこ行こうか」

で、以前から車窓から気になっているものがありまして、
「郡山周辺」を散策することにしました。

10月に会津旅行へ行って「郡山」で乗り換えました。
11月には、奈良の「郡山」に来ました。
こんな短期間に、二つの郡山を訪れるとは。

JR線の郡山で降りて、街中をテクテクと。
ふと「豆パン屋アポロ」さん発見。
「パンを買って、また余らせたらもったいない」という気が働き、
とりあえず横目で見ながら素通り。

ガイドブックで見た「源九郎餅」が食べたいという友人に、
「餅?」と言って、写真を見て、ヨダレが出た。


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ばら売りしておりまして、ついでにほかの菓子もバラで買いました。
包装がレトロでいいなぁ。

次に、義経千本桜に登場する『狐忠信』こと源九郎狐ゆかりの神社へ行きました。
二代目の猿之助さん、三代目の猿之助さん、右近さんの義経千本桜を
観劇してから、この演目が大好きで「源九郎狐」とガイドブックに書いてあり、

「餅を買って、神社へ行こう!」と目指してきたのです。

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境内で、ちょっと休憩しながら餅でも・・・と思いましたが、
厳かな雰囲気というか、なんかこう、座りがたい何かがありまして、
境内を出て、速攻餅をパクリ。

本当に、御餅に餡子。
炙って食べたらなお美味しいと
書いてあるように、炙って食べたかった。

次に、とあるお店を目指してひたすら歩いて行きました。
ガイドブックで見て、どうしても行きたかったのですが・・・
しかしながら、どうも自分的には魅力を感じることができなかったので、
早々に立ち去ることになりました。
写真では、いいな感じに見えても、実際間近でみると
「えぇ・・・」って思う事ってありますよね。

次に向かったのは、郡山城。
車窓から見ていて、いつも気になっていたので
今回いい機会なので、寄ることにしました。

ちょっと道を間違えて、たどり着くと。
工事中の「郡山城跡」
「跡・・・?って」

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そう、車窓から見えていた、この風景は、実は、

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門、だったんですね。
「あら、やだもん・・・門・・・」ってか
二人して凹みましたわ。

「がぁ、二つ目の不発。やばいーせっかくの二日目がぁー」
と頭を抱えながら、思い出せば
金魚で有名な郡山。

ガイドブックで金魚すくい選手権も開催していると知り、
いつでも金魚すくいが出来る店を目指して、
ザクザクと歩き出した。

こいくちや

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1ポイ50円。
初心者の水槽から始めてみる。
小学生の時以来なので、金魚が怖い。
というか、ポイが濡れるのが恐ろしい。
超初心者の水槽で、大騒ぎして

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やっとこんだけ。
達人ならば、この破れていないところでも、すくえるらしい。
知らずに、すぐにポイ!

またやりたくなって、2枚目を買ってさらに挑戦。
楽しかったなぁー。もっとやりたかったけど、
しゃがみこんだ足が持たずに、リタイア。
それでも30分以上は遊んでいたのでは。

次に向かったのは、藍染体験と金魚ギャラリーがある「紺屋」さん。

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最初は入りがたい雰囲気でしたが、意を決して入れば、素敵な館内。

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金魚ギャラリーもこれまた素敵。

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裏手にある、藍染の部屋をちょっと見学。
丁度空いていたので、中まで入って見せてもらいました。
すると、独特の藍の匂いが充満していた。

「藍って、匂うですね」という私の馬鹿な質問にも
きちんと答えてくれて「発酵してますからね」と他にも色々教えてくれました。

藍染は一度はやってみたいと思っていましたが、
時間がなかったので、今回は断念。
是非また来て、やってみたいな。

お昼も食べずに移動していたので、ちょっとランチ。
と思っていたら、すでに14時。

こんなことなら、アポロさんでパンを買っておけば。

途中「和カフェ モリカ」さんを見つけて、
豆も買いたい!という友人をよそに

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金ゴマのおはぎを頂きました。
お茶も美味しかった。
ドライフルーツも売っていたので、苺を買いました。

15時に、今年もアロママッサージを予約してたので
急いで大和西大寺まで移動。
至福の2時間コースを受けて、夜のディナーは、

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日航奈良ホテルの鉄板焼「銀杏」ですわ!
後半は完璧なコース順です!!

これでこそ「もう一つの奈良!」なんです。

『結局食い気ね』



'13年秋の奈良旅行 「第65回正倉院展」 11月8日(金)

正倉院展を観に行くのが、毎年の恒例行事となりつつある。
今年で三年連続で観ることができた。

10時頃に奈良に着くように、東京を出発。
すぐに、常宿の日航奈良ホテルに荷物を預けた。

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そのままバスに乗って、奈良国立博物館へ目指した。
待ち時間は5分ほどで中に入ることができたが、
かなりの混雑ぶり。

今回は染め物が多く、出品されており、
代表的なものは『鹿草木夾纈屏風』(しかくさきょうけちのびょうぶ)があり、
布地を半分に折り、板で挟んで染めるので、左右対称に染まる・・・と
説明があったのだが、なにやら想像がつかない。
多色染めで、板と聞けば版画を思い出すのだが、
半分に折って染める。

すると、ユーチューブで染め方を復活させた方の
映像が検索できて、非常に感心してしまった。

夾纈(きょうけち)




驚愕の手間暇。

保管箱を包む、袋の布地までこの技法で作ったものがあった。


今回の目玉は「漆金薄絵盤」で、お香の台座というが、
この煌びやかさと、色彩の豊かさ、そして今の時代でも
色が褪色していないことに驚いた。
この上に乗せる、お香も型があり、とても美しい文様でした。

展示品の中には、広げるだけで傷むのではないか?と思われる
物も多数ありましたが、残っているだけでも本当に奇跡ですね。

1時過ぎに会場を後にし、お昼を食べに
「工場跡事務室」へ向かいました。

あと数分で、ランチ時間も終わりという時間に入ったのですが、
なんとか、食事をとることができ、また平日でしたので、
お客さんもすくなく、ゆったり食べることが出来ました。
こちらのお店では「写真お断り」の張り紙がしてあるのですが、
食べログを見ると、皆さん撮りまくりですね(笑)
そして、こちらの化粧室が大好きな、私ら。
相変わらず、住みたいと思える化粧室でございました。

NATIVE WORKS  さん

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次にお向かいの「ネイティブワークス」さんへ。
今月いっぱいで、こちらの店舗を離れるとの事。
実にいい場所にあり、雰囲気も良く、
大好きな場所でした。なので、御里帰りをさせてあげようと、
買ったワンピースを着て、ご挨拶とお買い物へ。

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次の移転先を探し中との事で、「車じゃないと行けない場所は困るなぁ・・・」
なんて、我儘を言ってみました。
同形シリーズワンピースに、またもや一目惚れ。
墨色で、ちょっと特徴的な子でした。
「まぁ、それも味わいってやつですよね」だったかな。
そんな事を言って、納得して買ってきました。
で、同形シリーズ3枚目(笑)

名残惜しくて、最後に店内の写真を撮らせてもらいました。
あら、ワンピース込みで撮ればよかった。

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坂道を下って、まだ時間があったので、友人に頼んで行ったのは
奈良県立美術館。

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薮内先生の「やまとぢから展」
実は、8月だったでしょうか?栃木県の館林にも来ていたのを
爺ちゃん婆ちゃんの墓参りの時に偶然知りまして、
行きたくても、アクセスが悪くてあきらめた展示会でした。
そ、それが奈良で。まさに奈良で。

童子達が可愛いこと、可愛いこと。
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呼ばれちゃいました。
怪しい…(笑)
途中撮影OKのエリアがありまして、沢山撮らせていただきました。

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迦楼羅くんです。

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阿修羅 くん!!

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だっ、誰?

もちろん「せんとくん」もいました。
一緒に写真を撮りました。
友人も楽しかったと言ってくれたので、よかったです。

ホテルまで歩いて帰ることにしました。
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外はすっかり、夕暮れ時。
よく動き回りました。

去年のグズグズな旅行を反省して、今年はすべて計画的に、
事前にすべての予約を入れました(笑)

ホテルに戻ると、ロビーで「鹿発見!」と言う友人。

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おぉ、隠れミッキーならぬ、隠れバンビですか。
ロビーの床に、二人してカメラを向け、怪しいです。

すぐに大浴場に直行。事前に予約をいれた
ホテル内の中華料理を堪能。いやぁー、幸せでした。

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カニ爪の先にある、ワサワサ。
なんていうの?これだけでテンション上がる。

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コース料理はどれも美味しくて満足です。

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久しぶりに、杏仁の味がする、杏仁豆腐を食べました。

では、満腹のまま、このあとはBSで「ごちそうさん」を見て寝よう。

『大変良くできました』

興福寺 仏頭展

興福寺仏頭展を見に、上野の東京藝術大学美術館に行ってきました。
平日にも関わらず、かなりの混雑ぶりでした。

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東博は行き慣れておりますが、こちらの美術館は初めてでした。
先に行った、友人より

「規模は小さいが、これくらいの方が見やすくて疲れない」

との事。そうか、展示品が少ないのか・・・と思いましたが、
やはり「仏頭」 と 「木造十二神将立像」のご対面が、
600年ぶりと言われれば、それに立ち会わなければなりません。

そして音声ガイドに、みうらじゅん さん、いとうせいこう さんがゲスト出演すると
聞けば、やはり興味が倍増ですわ。

地下一階の展示室は、板彫十二神将像がメインだと言えるでしょう。
わずか厚さ3㎝の板彫りとは思えないほどの重厚感。
興福寺の国宝館でも見ていましたが、風化の激しい、板枯れているようにしか見えない、
あまり、興味が湧く題材ではありませんでしたが、
展示の仕方でしょうね、台座のレリーフとして飾られていた展示方法は、
より立体感を感じられ、筋肉の躍動感が前面に出ています。
照明の当て方でしょうか、木の質感が妙に瑞々しいのです。
「えぇ、あれと同じもの?すごい、うっかり見逃していたわ」と驚きを隠せません。

三階にある展示室に向かい、部屋に入れば、
思わず「キター、カッコいい!!」と興奮状態です。
いや、最近の仏像の展示方法がフィギア並にカッコいいのですよ。
いや、逆か。

木造十二神将立像がメイン通路両脇に配され、
その間を通るように、白鳳の貴公子とご対面です。

しかし、その空間のカッコいいこと。前に進めません!!
顔の筋肉の豊かな表現、甲冑、帯の表現の仕方。
どれをとっても、ため息物です。

これこそ、日がな一日見て暮らせます。
飽きない!

特に私が気にいったのは、波夷羅大将 (辰)の怒髪ぶりと、足の筋肉っぷり。
膝小僧丸出しの筋骨隆々、ハーフパンツに、素足にブーツですよ。
そう、仏ッション(仏像のファッション)にやられました。

みうらさん語録の、仏ッションにサンロクマル(360度展示のこと)とか、
凄い笑える。
副音声として、ずっとコメント聞いていたかったし、
なんか、仏像関連のところで全部話聞けたら面白いのになぁって。

展示数は少ないけれど、あれくらいの規模だと
逆にゆっくりと見られて、体力的にもキツクなくていいなと、
また好きな美術館が増えました。

『この善き日に、奈良に逢える』

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