ひねもすミシン

人生日々ぶつかり稽古 洋裁作品をUPしています。 他に旅行記や闘病記なども。

2012年04月

四十九日法要がおわりました

今日は、ととさん の誕生日で、四十九日法要の日でした。

前日まで天気が悪かったのですが、さすが晴れ男の ととさん。
見事に晴れました。

今朝も、ととさん の夢を見ました。
ととさん が「お願いだから、いい加減ベソベソ泣かないでね。お願いだから」
と言われました。
昨晩、ととさん のお骨を抱いてお話ししたからでしょうか。

母と兄と三人で、霊園事務所を訪ねて、
書類等の手続きをしていると、兄が私の名前を連呼して呼んでおります。
「何?」と行くと、兄が指差す方向に
宮沢賢治の詩「雨ニモマケズ」の直筆コピーが飾られておりました。
思わず兄の肩に顔を埋めて、泣き笑いしました。

前にも書きましたが、
5年以上前に、兄の店に来ていたお客さんに本を貸したところ
そのまま来店することもなく、返してもらえなかった本がありました。
ととさんが亡くなる前日に、その本が5年ぶりに
紙袋に入って店のドアノブに掛けられて、返却されたそうです。
貸したことすら忘れていたのに、久しぶりに読んでみると、
人の生死に関わる内容の本であったため、
翌日に ととさん が危篤状態になり、あの世に旅立った時も
冷静でいられたそうです。

その本は「同じ月を見ている」という題名の漫画で、
私にも貸してくれて、すぐに読みました。
漫画の一番最後は、宮沢賢治の「雨ニモマケズ」の詩で締めくくられていたのです。

何回もこの霊園事務所を訪れているのに、
まったく気が付かず、しかも今日兄が見つけて、
二人で、もう一度その詩を読みました。

「こんな偶然って、あるの?」って、また言いました。
すると兄が「もう、いい加減気持ちが悪いから、やめてね」と苦笑いし始めました。

お骨を収めるときも、不思議と穏やかでいられました。
一区切りついたんだと思います。
ととさん の言う通り、もうベソベソせずに、日々元気よく過ごしていきたいと思います。

「雨ニモマケズ」


雨にも負けず 風にも負けず

雪にも夏の暑さにも負けぬ

丈夫なからだをもち

慾はなく 決して怒らず いつも静かに笑っている


一日に玄米四合と 味噌と少しの野菜を食べ

あらゆることを自分を勘定に入れずに

よく見聞きし分かり そして忘れず

野原の松の林の陰の 小さな萱ぶきの小屋にいて


東に病気の子供あれば 行って看病してやり

西に疲れた母あれば 行ってその稲の束を負い

南に死にそうな人あれば 行ってこわがらなくてもいいといい

北に喧嘩や訴訟があれば つまらないからやめろといい

日照りの時は涙を流し 寒さの夏はおろおろ歩き

みんなにでくのぼーと呼ばれ

褒められもせず 苦にもされず

そういうものに わたしはなりたい

『忘れない』

月命日

ととさんが亡くなって、今日で1ヶ月経ちました。
あっという間な感じもするし、もっと前のような気もします。

亡くなってから、色々な手続きの為に外出が続き、
それが落ち着いてきたころには、仏壇を購入するために
部屋のあちらこちらを片づけて、スペース確保に翻弄されており、
そして月命日の今日、仏壇が届きました。

ととさん が亡くなる前後に「偶然にも・・・」ということがよく起こっています。

ととさん が亡くなる半月前、
ととさんの生命保険が満期になり、そのお金で、
母の新しい保険を契約してくれ、保険金を一括払いしてくれたととさん。

家中の家電や配管等が壊れ続け、
ととさん がお家で応対してくれて、落ち着いた頃に、
緊急入院しました。

入院した翌日に、6年間大事にしていたお守り二つを
ゴミ箱に誤って落としたようで、無くしてしまってから
病状が一気に悪化した状況になりました。

モルヒネで支離滅裂な状況化の中
「(俺が)西の方角に向かったと、お母さんに報告して」という言葉を私に託し、
その一週間後に亡くなり、斎場に向かう寝台車が
夕日に向かって進み、車内が夕焼け色に染まって
間違いなく西方浄土へ旅立ったと、その言葉を理解出来たり。

ネットで探しあてた斎場は、偶然にも、
ととさん がもう一度行きたいっていていた
長年勤めた職場の近くだった。

亡くなる前日に、兄のところに帰ってきた本がありました。
5年以上前に、兄の店に来ていたお客さんに本を貸したところ
そのまま来店することもなく、返してもらえなかった本。
ととさんが亡くなる前日に、その本が5年ぶりに
紙袋に入って店のドアノブに掛けられて、返却されたそうです。
貸したことすら忘れていたのに、久しぶりに読んでみると、
人の生死に関わる内容の本であったため、
翌日に ととさん が危篤状態になり、あの世に旅立った時も
冷静でいられたそうです。
「お父さんが、この本を読んで『覚悟しておけ』とでも言っているようで、
あの本のおかげで冷静でいられたんだ」と
兄が話してくれました。

今度は仏壇を購入したら、偶然にも商品名が「ゆうやけ」で
応対してくれた係りの人が、桜井さんという人だった(ととさん が一番好きな花は桜)
御位牌は、ととさんの生まれ故郷の福島県産で、
「最短日で仏壇を届けてほしい」とお願いしたところ、
初めての月命日の今日で、たまたま私も、職場の創立記念日でお休みだったり・・・

そのおかげで ととさんのお友達のお坊さんが
開眼供養と月命日の供養で来てくれ、その場に立ち会えたり、
兄夫婦も来てくれて、たまたま今日が入籍記念日だったと
話してくれたり。

そして、49日の日取りが、来月の28日。
つまり、ととさんの誕生日にあたる日です。
産まれた日に、あの世に帰るのです。

予言と同じで、今から思えばと、色々強引に当てはめて考えて
しまうのかもしれません。しかしこのほかにもキリがないくらい
小さな偶然は、まだまだ色々あって
ととさん が本当に見守ってくれていると実感出来るのです。

『ありがとう』

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