三軒茶屋の休憩所で、しばし休憩した。
パラソルを広げた露店のおば様から、梅ジュースを買って飲んで、
先ほどのおじ様の話しをしたら、どうやら、名物おじさんだったようだ。
今年はとにかく天気に恵まれ、去年の沢歩きだったような道は
とにかく歩きやすかった。
ちょっと寄り道の看板に出てきた。
去年より早いペースで進んでいるようだ。
もちろんこちらの道にも寄った。
去年はこんな感じで、傘と合羽を着て沢歩きだったが、
今年は・・・
道が乾いているぅー、傘もさしてなぃっーい、合羽もきてなぃっーい!
異様な盛り上がりで坂道を上がっていく。
見晴らし台に来ると、視界が一気に開け思わず
大斎原(おおゆのはら)を見ながら、晴れてんぞぉー!!!と雄叫び。
急に恥ずかしくなって、いそいそと本筋へ戻って行きました。
しっかし、一度通った道だからか、
なんだか早く本宮大社に着いたような感じがします。
いやぁ、もったいない。
おじ様から教えてもらった、本宮大社の参拝方法を実践して
しっかりお願いごとをしてきました。
知らなかったね、順番があったとは。
そして去年もお昼を食べたレストラン(B&B Cafeほんぐう )へ行き、
お店の人に「すごい食べますね」と言わせたほど、食べまくりました。
ピザ、パスタ、スープにパン。そしてデザートの盛り合わせ。
まだまだ食べられた気がする。
近くに手作りパン屋さんがあったので、
寄って菓子パンなどを買った。
すると・・・
「今流行りの山ガール?」と私らのトレッキングシューズを見た女性店主さん。
「いやぁー山・・・ガーァールって言われても、逆に恥ずかしいお年頃?ですかね?」
店主さんがゲラゲラ笑いだして、しばらく世間話と、
店主さんおすすめの場所を教えてくれた。
「玉置神社がいいわよ」
交通の便が悪くて行けなかったことを伝えると、
週末にはバスが出るような話を聞いたと教えてくれた。
うーん。まだまだ紀伊山地からは離れられないか?
ホテルに連絡して、本宮大社まで、迎えに来てもらった。
まだ時間が早かったので、湯の峰温泉に寄ってくれ、
要所要所で写真を撮ってくれた。
途中、乗車して来た女性客からも
トレッキングシューズのことを指摘され、
「普通の服装に登山靴」に反応されてしまった。
ふむ。そんなにツボなのか。
それよか、国内旅行に8日間もかけていることにビックリしてたな。
念願だった、中辺路「発心門王子~本宮大社ルート」
もう少し先の三越峠から、また歩きたくなった。
『キリがない・・・』
2011年08月
去年は大雨で断念した発心門王子~本宮大社までのルートを
今年は歩くことができた。
ホテルささゆりでは、前日に車の送迎を予約すると
希望の熊野古道の出発地点に連れていてってくれる。
発心門王子前で、事前にコース注意などしてくれて、
「いよいよ出発!!」と言っても
しばらくはアスファルトを歩くことに・・・。
しばらくすると、民家の軒先やあぜ道に
人形がたくさんおりました。
この夫婦人形、一定の時間になると動きます。
「こんにちは~」って挨拶しておきました。
人っ子一人おりません。
これも立派な熊野古道です。
炎天下過ぎるでしょう。ちょっと歩いただけでも汗がでますが、
やはり山間なので、清々しい風が吹きます。
いやぁー、夏休みですなぁー。って感じの風景。
やっと山道に入れば、木漏れ日の森に。
昼間でも少し薄暗くなるところもあり、
日差しのキツさもしばし忘れました。
チェックポイントとなる個所では、休憩所とトイレが完備されており
とてもキレイな状態です。
夏休み前の平日ということもあり、休憩所には係りの方もおられませんでした。
伏拝王子の休憩所に到着。
階段を登ると伏拝王子。
その前に、ここで少し早いお昼にすることに。
ホテルささゆりで頂いたプチ弁当をいただきました。
ご飯にシャケフレークがかかっているだけなんですが、
それでもとてもおいしかったです。
吹き渡る風を感じながら、休憩所で食べていると
お隣のお家から、おじ様とお婆ちゃんがこられました。
「家の井戸水飲んできな」と案内されて行くと、
「ここね、NHKの朝ドラ『ほんまもん』のロケ地に使われた家だよ」って教えてくれた。
「おじさん家が?」
面白いからと、当時のドラマで使われた表札や墓石がそのまま残されていた。
途中まで遊びながら道を案内してくれた。
シダの葉っぱを飛行にして飛ばしたりした。
葉の先を少し切って剪定し、紙飛行機を飛ばすように
投げると、鳥が風をつかんで飛ぶようにゆっくりと下降していった。
「この遊び知ってる。前にテレビで見たもん」と番組の話をすると、
おじ様の顔がパッと明るくなり、
「あぁ、それ俺や、俺」
「いやぁー、ほんと?あれ、おじさん?」
異様な盛り上がりで途中まで、遊びながら道案内をしてくれて
途中で別れた。
道々に、おじ様が剪定した、シダの切れ端が落ちていた。
「おっさん、こんなところまで遊びに来てたんだ・・・」
そして去年スタートした、三軒茶屋についた。
「うあぁ、伏拝王子・・・見ないで来ちゃったね」
「あぁ、ごはんのあとに行こうって思ってたからね」
「・・・・。俺古道案内してあげるって言ってたからね。道が違うんだよ」
「俺古道ね・・・」
『出会いもありました』
今年は歩くことができた。
ホテルささゆりでは、前日に車の送迎を予約すると
希望の熊野古道の出発地点に連れていてってくれる。
発心門王子前で、事前にコース注意などしてくれて、
「いよいよ出発!!」と言っても
しばらくはアスファルトを歩くことに・・・。
しばらくすると、民家の軒先やあぜ道に
人形がたくさんおりました。
この夫婦人形、一定の時間になると動きます。
「こんにちは~」って挨拶しておきました。
人っ子一人おりません。
これも立派な熊野古道です。
炎天下過ぎるでしょう。ちょっと歩いただけでも汗がでますが、
やはり山間なので、清々しい風が吹きます。
いやぁー、夏休みですなぁー。って感じの風景。
やっと山道に入れば、木漏れ日の森に。
昼間でも少し薄暗くなるところもあり、
日差しのキツさもしばし忘れました。
チェックポイントとなる個所では、休憩所とトイレが完備されており
とてもキレイな状態です。
夏休み前の平日ということもあり、休憩所には係りの方もおられませんでした。
伏拝王子の休憩所に到着。
階段を登ると伏拝王子。
その前に、ここで少し早いお昼にすることに。
ホテルささゆりで頂いたプチ弁当をいただきました。
ご飯にシャケフレークがかかっているだけなんですが、
それでもとてもおいしかったです。
吹き渡る風を感じながら、休憩所で食べていると
お隣のお家から、おじ様とお婆ちゃんがこられました。
「家の井戸水飲んできな」と案内されて行くと、
「ここね、NHKの朝ドラ『ほんまもん』のロケ地に使われた家だよ」って教えてくれた。
「おじさん家が?」
面白いからと、当時のドラマで使われた表札や墓石がそのまま残されていた。
途中まで遊びながら道を案内してくれた。
シダの葉っぱを飛行にして飛ばしたりした。
葉の先を少し切って剪定し、紙飛行機を飛ばすように
投げると、鳥が風をつかんで飛ぶようにゆっくりと下降していった。
「この遊び知ってる。前にテレビで見たもん」と番組の話をすると、
おじ様の顔がパッと明るくなり、
「あぁ、それ俺や、俺」
「いやぁー、ほんと?あれ、おじさん?」
異様な盛り上がりで途中まで、遊びながら道案内をしてくれて
途中で別れた。
道々に、おじ様が剪定した、シダの切れ端が落ちていた。
「おっさん、こんなところまで遊びに来てたんだ・・・」
そして去年スタートした、三軒茶屋についた。
「うあぁ、伏拝王子・・・見ないで来ちゃったね」
「あぁ、ごはんのあとに行こうって思ってたからね」
「・・・・。俺古道案内してあげるって言ってたからね。道が違うんだよ」
「俺古道ね・・・」
『出会いもありました』
今日は那智山を廻ったあとは、新宮経由で渡瀬温泉へ向かう。
去年はあいにくの雨であったが、
今年はなんとか持ちそうだ。
曇り空で始まった一日。
勝浦のバス営業所で「熊野古道散策フリーきっぷ」を手に入れた。
3日間有効で¥2,500です。
自分たちは今日の移動でしか使わないのだが、
勝浦駅と那智山の往復、勝浦から新宮駅
新宮駅から渡瀬温泉 への一日の移動で、元が取れてしまうので
わざわざ買ったのであります。
さて、今年も「大門坂」から出発。
今日はカーキ色のワンピースに茶系の半端丈ズボン。
カーキ色のお帽子に、ベージュのリュックサック。
足元はもちろんトレッキングシューズ。
気分はすっかり「スナフキン」です。
と言うと友人は半笑。
俗に言う、山ガールのファッションは、
「頻繁に山に行かないし・・・登らないし」(オイオイ)との
理由から「普段着にトレッキングシューズ」という
変わった組み合わせをしております。
まぁ、どこに行っても「で、普通の服装に登山靴って。流行っているの?」とか
聞かれます。今回もかなりな頻度で言われましたね。
楽だよ。旅行時にトレッキングシューズ。
脚疲れないもん。
熊野古道にはトレッキングシューズです。
やはり熊野古道のイメージはここですね。
気軽に楽しめる古道体験。
でも、ヒールやパンプスはやめましょう。危ないですよ。
那智大社などを参拝し、エネルギー補給に
那智の黒飴ソフト。
着色は炭を仕様していますが、味は黒飴そのもの。
バニラとあいまって「うーん。おかわり」と言いました。
また食べたいな。
去年は雨模様だったので、
「ところてん」のような水量だった滝。
しかしながら今年は「三筋の滝」を見られました。
「いやぁーほんとに三筋だ」と
三筋を強調しての、喜び。
去年はこの水量でしたからね。
轟音でしたね。
まさしくパワースポットです。
会社の同僚に「パワースポットだよん」と写メを送ったら
「心霊スポットを送るな」とお怒りを受けました。
それは「華厳の滝」じゃありませんか?
「・・・。」まぁいいです。
エネルギー補給に延命水を飲み、
またもや滝近くまで進みました。
岩肌に仏が見えるようだ・・・と言われているようですが
なにかわかるような気がします。
神仏が数体立たれているように見えます。
火祭りを明日に控え、準備に追われているようでしたが、
今年も人混みを避けての参拝です。
ゆっくり見て勝浦駅まで戻り、
新宮行のバスの時間まで、近くの足湯につかりながら休憩を。
温度は低いですが、10分近くも入っていると、体が火照ります。
勝浦から新宮間は、小学生の下校時間にぶつかり、
危うく座りそびれそうでしたが、
「おばちゃんに席を譲っておくれ・・・」の一言に
渋々遠慮がちに、また遠巻きに席を確保してくれました。
今年も渡瀬温泉の宿は「ホテルささゆり」
過剰な接待はないけれども、心配りが行き届いた
とてもよいお宿です。
「あぁまた ささゆり に泊まりたい」と思っていたので、
迷わず選びました。
新宮からバスの時刻を知らせておくと
バス停まで迎えに来てくれます。
玄関で思わず「ただいまぁー」の一言。
チェックインすると、特別室が空いているのでと
部屋のグレードアップをしてくれました。
食事もおいしくいただき、明日は中辺路散策です。
明日も晴れますように。
バスの車窓から。
念願の熊野川の清流を見られた。
『滝と温泉でエナジー充電』
去年はあいにくの雨であったが、
今年はなんとか持ちそうだ。
曇り空で始まった一日。
勝浦のバス営業所で「熊野古道散策フリーきっぷ」を手に入れた。
3日間有効で¥2,500です。
自分たちは今日の移動でしか使わないのだが、
勝浦駅と那智山の往復、勝浦から新宮駅
新宮駅から渡瀬温泉 への一日の移動で、元が取れてしまうので
わざわざ買ったのであります。
さて、今年も「大門坂」から出発。
今日はカーキ色のワンピースに茶系の半端丈ズボン。
カーキ色のお帽子に、ベージュのリュックサック。
足元はもちろんトレッキングシューズ。
気分はすっかり「スナフキン」です。
と言うと友人は半笑。
俗に言う、山ガールのファッションは、
「頻繁に山に行かないし・・・登らないし」(オイオイ)との
理由から「普段着にトレッキングシューズ」という
変わった組み合わせをしております。
まぁ、どこに行っても「で、普通の服装に登山靴って。流行っているの?」とか
聞かれます。今回もかなりな頻度で言われましたね。
楽だよ。旅行時にトレッキングシューズ。
脚疲れないもん。
熊野古道にはトレッキングシューズです。
やはり熊野古道のイメージはここですね。
気軽に楽しめる古道体験。
でも、ヒールやパンプスはやめましょう。危ないですよ。
那智大社などを参拝し、エネルギー補給に
那智の黒飴ソフト。
着色は炭を仕様していますが、味は黒飴そのもの。
バニラとあいまって「うーん。おかわり」と言いました。
また食べたいな。
去年は雨模様だったので、
「ところてん」のような水量だった滝。
しかしながら今年は「三筋の滝」を見られました。
「いやぁーほんとに三筋だ」と
三筋を強調しての、喜び。
去年はこの水量でしたからね。
轟音でしたね。
まさしくパワースポットです。
会社の同僚に「パワースポットだよん」と写メを送ったら
「心霊スポットを送るな」とお怒りを受けました。
それは「華厳の滝」じゃありませんか?
「・・・。」まぁいいです。
エネルギー補給に延命水を飲み、
またもや滝近くまで進みました。
岩肌に仏が見えるようだ・・・と言われているようですが
なにかわかるような気がします。
神仏が数体立たれているように見えます。
火祭りを明日に控え、準備に追われているようでしたが、
今年も人混みを避けての参拝です。
ゆっくり見て勝浦駅まで戻り、
新宮行のバスの時間まで、近くの足湯につかりながら休憩を。
温度は低いですが、10分近くも入っていると、体が火照ります。
勝浦から新宮間は、小学生の下校時間にぶつかり、
危うく座りそびれそうでしたが、
「おばちゃんに席を譲っておくれ・・・」の一言に
渋々遠慮がちに、また遠巻きに席を確保してくれました。
今年も渡瀬温泉の宿は「ホテルささゆり」
過剰な接待はないけれども、心配りが行き届いた
とてもよいお宿です。
「あぁまた ささゆり に泊まりたい」と思っていたので、
迷わず選びました。
新宮からバスの時刻を知らせておくと
バス停まで迎えに来てくれます。
玄関で思わず「ただいまぁー」の一言。
チェックインすると、特別室が空いているのでと
部屋のグレードアップをしてくれました。
食事もおいしくいただき、明日は中辺路散策です。
明日も晴れますように。
バスの車窓から。
念願の熊野川の清流を見られた。
『滝と温泉でエナジー充電』
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