ひねもすミシン

人生日々ぶつかり稽古 洋裁作品をUPしています。 他に旅行記や闘病記なども。

2009年09月

いろいろあって今頃UP

9月22日(火)のブログ

祝日の朝から医者に行くのは面倒だが、
会社が休みの日以外、医者にも行けないというのは、
持病持ちの身としては本当につらい。

朝一より並んで、何とか早めに診療所を脱出。
本日はとても忙しいのである。
薬を受取り、次は有楽町へ。
友人と20世紀少年を観るのである。
マンガは読んでいないが「トヨエツ」と「ともだち」の正体は気になるので
ちゃんと3部作は観た

観たが・・・「ともだち」の正体を知り、ラスト10分を観て
「ふぅーん」という感想だけが残った。
「ともだち」の正体は、ほんに切ないものだった。
「お前か」と思ったら実は違っていて、みんなの記憶違いの
「そいつ」だったなんて。
でも、終わった途端に「なんかねぇ」と共感するわけでもなく
感動するわけでもなく「ふぅーん」で終わってしまった。

その後、友人とお台場へ移動。実に忙しい。
ZeppTokyoで閣下のライブがあるのだ。
一年ぶりのご対面であり、なんとライブハウスなのに座席指定とは!
この歳になると、スタンディングはつらい。
開演時間間際に行っても、自分の場所があるのは実にうれしい。
そしてなにより、今回はかなり前方であり、まじかに閣下をみることができる。
ぐへへへ。

実のところ、GIRLS’ ROCK シリーズは買っていないのであります。
閣下は好きだし、閣下の歌声は心のオアシスなのですが、
人の歌を唄う閣下はどうもしっくりこなくて、
ところどころダウンロードして気になる曲を聞いている程度です。

早くオリジナルアルバムが出ないだろうかと心待ちしていると同時に
人の唄を歌わせても、閣下色になるのは、すごいなぁーと思う一面も
あるのは確か。とくに中島みゆきの「地上の星」なんか、逸品ものでした。

そうそう、今回久しぶりに「縁」を聴けたのがよかった。
これはやはり名曲であります。
久々にみたライブは盛りだくさん。
閣下の歌はもちろん、バンドメンバーの見せ場や
楽しいおしゃべり、そして選抜された観客を舞台上にあげての
ミュージカルのオーディション。
勝ち抜きした方が実に芸達者で、存分に笑わせていただきました。

やはり、私の原点は閣下達にあるんだと、毎度毎度思い、
そして、どんな状況でも自分らしくあり続けるには
周りの環境ではなく、自分次第ということを
再認識させてくれるのでありました。

閣下、次のライブを楽しみにしておりますね。
なかなかスケジュールが合わなくて、行ける回数も少なくなっていますが、
この拳は錆びつかせは致しません。
というものの、筋肉痛になったりはしますが。
ではまた、しばらく頑張れそうです。

過ぎゆく縁は二度とは観れない物語
今夜も雪はただ 溶けることもしらぬままに降り続く
いつかはあなたにも私の言葉が見えるだろう
「縁」より

油断大敵

昨夜、父親が腸閉塞を起こし、救急搬送され入院いたしました。

連休最後の日、朝からお腹が痛いと言っていました。
母親と短時間外出し、帰ってくると
お腹を抱えて動けない様子でした。
この三日間、便が出ていないといいます。
マグミットを飲んでいるのかと聞いたところ
昨晩から飲んでいると言いました。

頻便を嫌い、マグミットを常時飲んでいない様子。
「必ず三日目には出るから」と自己判断しており
ほとんど飲んでいなかった様子。

病院に電話するも、外科の当直医がいないので
水分を取らせ、浣腸をするとよいといわれ、
看護師のうすら笑いが聞こえてきます。

「それくらいで来られても困る」というようなニュアンスです。

仕方ないので、薬局へ買いに走り、
いささか躊躇いたしましたが、しましたよ。

しばらくすると少し出たようですが、
今度は吐き気をともない、ひどい様子。

これは腸閉塞かもしれないと思い、再度病院へ連絡し、
なんとか見てもらえないかとごり押し。
今は、様子を見るくらいしかできないといわれましたが、
救急車で向かうと告げ、なんとか入院の手はずを整えてもらいました。

本日診断してもらった結果、
やはり腸閉塞でした。軽い症状ではあるが、
改善されない場合は、イレウスチューブでサキュームになるといわれました。
これだけは避けたい。
父親が言うには、手術より辛かったといいます。

手術から三年ちょっと。
油断していたのは確かです。
好きなものを食べさせ、副作用にかまけて運動をしていなかったのと、
マグミットをちゃんと飲んでいなかったのが原因かと思われます。

医者から処方された薬は、ちゃんと飲まなければいけません。
自己判断は禁物です。

やはり体の基本は食事ですね。これからまた気を引き締めて
気をつけていきたいと思いました。


『三年目の戒め』



アービタックス投与期間が延びました

毎週投与するアービタックスを、副作用が強いので、
一週間おきにしてもらってから、2度目の検査がやってきました。

CT・MRI・血液検査の結果、悪化することもなく、
マーカー的にも画像的にも変わらず良好とのこと。
マーカーについては基準値以内をキープしたままで、
腫瘍の腫れ(?)も引いているとのこと。

それにしても、手足症候群の副作用が強くでており、
始終痺れて歩行もままならず、家に籠ることも多い。
また、足の親指の爪の生え際周辺の化膿も良くなることもなく、
なんでもなかった、もう片方の親指の足も
同じように化膿し始めてきた。

これはもう、どうしようもなく不安になる父親。
さすがに「もう止めたい」と言い出し、
先生に相談することにした。

しかし、先生が先に「今度は1カ月置きにしてみますか?」と
提案されてきたようだ。
状態も安定しているし、副作用による痛みも強くなってきたので、
このあたりで休憩の意味もあるのだろう。

あくまでも「もう止めましょう」ではなく「休みましょう」的なので
うれしくもあり、残念でもあり・・・という父親である。

が、しかし。
「今日は体の調子が良くて、2時間も大工仕事しちゃった」と父親。
手足の痺れはあるものの、なんだか好調だったようだ。

「あぁ、そりゃ気分だわ。1カ月やらないと思えば気分もよくなるよ」

ケラケラと笑う父。
最近はいいニュースばかり聞くので、
聞いていても気分がいいよ。ありがとうと父親に言った。
父親もうれしそうだった。

散歩も頑張って行っているようだ。
歩行時、足に衝撃があるため、靴底に衝撃吸収インソールを
入れたところ、とても歩きやすくなったようだ。

ご近所の方が心配して、整骨院に受診した際
売店にて買ってきてくれたらしい。
「代金を・・・」と言うと「お見舞いに」と
ニコやかに置いて行かれたんだとか。
いいやなぁーご近所さん。いい付き合いしてきたんだねぇー。
人情やねぇー。

『ありがとうは何度でも』


南極料理人

「かもめ食堂」「めがね」これらの映画が好きな方は
今公開中の「南極料理人」もきっと好きになりますよ。

「かもめ食堂」や「めがね」のように
起承転結がまるでないのに、何故か心引かれる映画が最近ちらほらと。
両映画には、美味しい料理が出てきますが、
その映画のフードスタイリストの飯島奈美さんが、
またしてもスタッフとして加わっている映画が、
この映画「南極料理人」です。

南極料理人のオフィシャルサイトを見たとたん
「これは面白い」と思ったほど、
心そそられるストーリーとキャスティング。

ドームふじ基地へ南極観測隊の料理人としてやってきた主人公。
基地は南極の内陸部にあり、ペンギンもアザラシもいない、
いるのは野郎8人のみ。
究極の単身赴任であり、望んできたもの、また仕方なく着た者。
南極での主な調査シーンは、ほんのちょっとしか出てこず、
あとはひたすら食事のシーンか、暇をもてあます隊員たちの
様子ばかりである。
ホワイトボードに記された「帰国まで後何日」の文字。
その文字のカウントダウンが進むにつれて、
風貌がむさくるしくなる野郎ども。
来る日も来る日も同じことの繰り返し。
唯一の楽しみは食事だけ。

その楽しみの食事を、料理人以外の野郎どもは
美味い!の一言も発せず、貪り食うのである。
そんな様子を料理人はニコニコしながら見ている。
何故なら「美味しい料理を食べると元気になる」というのが
信条らしいからだ。

南極の生活は、日を追う後とに精神を病む。
冷静さを保つもの、我を失う者。そのギャップも実にユーモラスだった。
始終笑いの耐えない場内。
時に切なく、時に泣き笑い、実に楽しい映画でありました。

このように淡々と話が進む映画は、どこで終わるのか、
どうやって終わるのかと観ながら思うのですが、
南極料理人の終わり方は「おぅ、そうきたか」という終わり方でした。
そう、唯一発せられなかった言葉で締めくくられておりました。

これまたDVDが出たら買ってしまう映画ですね。

最近洋画はあまり見なくなり、邦画ばかり見るようになりました。
9月は映画月間になりそうです。
このあと「プール」「火天の城」「20世紀少年」を観る予定です。

『腹が減る』






最近の水筒

最近、手作り弁当や水筒持参の人が増えていると
マスコミで取り上げられているが、
私も最近、やっと水筒を持ち歩くようになった。

といっても、キャップがコップになるような物を
想像していたが、最近は飲み口が着いており、
「直飲み」できるものが多いようだ。

直飲みは「行儀が悪い。お里が知れますよ」などと
躾けられた世代の私には、ちと抵抗があったが、
これがまぁー、便利なこと。

暑い日には、氷を入れた麦茶を
クイッとやっては、プハァーとやっていたが、
すっかり秋めいきた昨今、本日はホット麦茶を入れてみた。

が・・・。
あれ、火傷するね。
うっかり、いつもの調子で、クイッとやったら慌てたね。
思わず、ジタバタとしてしまった。
最近の水筒は、俗に言う魔法瓶状態なので、
いつまでたっても熱いのだ。
そうなると、水筒を口に持っていくのではなく、
口を水筒に持っていく、俗に言う
「お猪口で熱燗」状態になるのだ。

いやぁー、親父臭いったらありゃしない。
ハイソな水筒を買ったのに、すっかり熱燗で一杯状態だ。

まぁ、私にはエコより節約的要素が大きいのだけれど、
勤務中に、キンキンに冷えた麦茶や、
いつまでも熱い飲み物を飲めるというのは
結構それだけで、リラックスできるということを発見。
ありがたいのでありました。

『水筒万歳』






私が買ったのは、このタイプの赤。
ポット式で小さい割りに長い時間温度が保たれるので結構ビックリ。
出勤前に入れた温度で、退社時間までもっております。
蓋の上部に、ロック機能がついているので、鞄の中で蓋が開くこともなく、
開閉はプッシュタイプなので便利。
飲み口と蓋が外れるので洗うのも簡単。
ちょっと値が張りますが、元を取ったと思っている。
表面に傷がつくと嫌なので、100円ショップで買った
ペットボトルのカバーに入れています。
丁度蓋が出るくらいでいい感じになっています。








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