ゼローダの3クール目も明日で終わり。
しかしながら、父親の足に変化が見られた。
足の指先に水疱ができたのだ。
本人は「深爪しすぎて、歩いたから血豆が出来た」と言っていたのだが、
新たに、1個水疱が出来たときには、さすがに深爪による血豆とは言えず、
これが手足症候群と呼ばれるものであろと思えたのだ。

どんな感じかというと、
歩きすぎたときに、足の裏に肉刺ができ、水が溜まるが、
その肉刺の水に血が混ざったような、赤い水疱になっている。
丁度、爪の間から、指先へと水疱になっているため、
歩くと靴の中であたり、多少痛いらしい。
さすがに2つも出来たので、昨日は散歩をしなったとのこと。

今朝方起きると、また新しく出来たとか、広がったとか。
掌平と足の平は赤くなっており、特に手の指先に
ひび割れのような感じで、シワが大きく刻まれているように見える。

手足症候群の対処は、現在のところ確立された治療法はないそうで、
局部的なものとして、保湿クリームやステロイド外用薬を塗るという方法や、
父親が処方されている、ビタメジンなどの服用でしかないようだ。

ゼローダは朝食後と夕食後の1日2回の服用だが、
父親は、食後ということで30分以後になってから飲んでいるようだった。
しかし、ゼローダに関して調べてみると、
「食後30分以内に経口投与し、有効性・安全性が確認されているため、
ゼローダは食後30分以内に服用する用法・用量で承認されている」とあった。

さして、ゼローダを処方されたときに、そのような諸注意はされなかった。
薬の服用時間について、調べれば、
食後とは、食事が終わってから20分?30分後に服用 としているところもあれば、
食事が終わったらすぐ、もしくは30分以内としているところもある。

まぁ、ゼローダに関しては、30分以内と分かったので、これからは
父親に30分以内に服用してくださいと伝えよう。

ところで、今はインターネットなどで、容易に薬について調べられて便利であるが、
薬を出している製薬会社からの資料などもPDFで読めたりする。
今回もそこから上記のような情報を知りえたのだが、
分からないながらも、読むと「ふーん」と思えることが書いてあったりする。

次回の診察は6月末。
手術をして2年目を迎える。

CT検査をして、前回診察時に採血した腫瘍マーカーの検査結果も出るらしい。
丁度仕事も休みなので、一緒に行ってみようかと思う。
父親には悪いが、心配して、というより「知りたい」
という方が強いような気がする。

『毎日が父の日だと言う父』