本来ならば「11月頃に箱根あたりに温泉でも」と思っていた。
その頃には、きっと父親の様態もよくなっているからと思っていたのだ。

11月より、新しい抗がん剤を始める事になってしまい、
旅行どころではなくなったが、なんとかこの時期に
何か楽しめることができないだろうかと考え、
家から近い温泉施設に1泊することを思いついた。

家から近いのは「大江戸温泉」「舞浜ユーラシア」

大江戸温泉には行ったことがあるので、舞浜のユーラシアにした。
というか、大江戸温泉の方が、なにかとお金が高かったからだ。
ユーラシアからは、ディズニーランドの
花火も見えるというので、迷わず舞浜にした。

仕事が水曜日休みだったので、火曜日に早退して1泊旅行へ。
ドアからドアで、30分かからずに着くので、とても楽である。

舞浜に着いて、イクスピアリの成城石井にて、
飲料系とデザート系を調達。
北口の真下にユーラシアからの無料マイクロバスが出るので
あっという間に到着。

今回は父親の体調を気遣い、気兼ねなく風呂に入れるように
露天風呂付き和室を予約した。
3人分で?27,000だ。
部屋は10畳で、内風呂はなく、シャワールームと露天風呂が着いている。
小さな冷蔵庫内には、人数分のミネラルウォーターのペットボトルが
無料で置かれている。

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大人1人分の露天風呂ではあるが、ちゃんと温泉もでる。
と言っても、源泉がぬるいので、熱いお湯と足して
自分で入れるのである。
(ちなみに、布団なども自分で・・・)

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目の前がディズニー・シーだったりする。

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夕焼けがまた格別にキレイ!!

肝心なお風呂であるが、スパ施設にしては狭い。
しかし、狭いながらも工夫された風呂が多く、
入っていて飽きない。
サウナも3種類くらいある。
アメニティーも充実しており、洗顔(クレンジング)からスタイリング全て揃っている。
本当に手ぶらでこられる。

館内では、お金は後払いで、全てロッカーキーのバーコードにて、
金額を読み込み、チェックアウト時に精算するが、
唯一、風呂場にだけは小銭を用意することをお奨めします。
まっ、使うといっても、マッサージ系を使う場合のみ必要なだけで、
風呂上りの飲み物でさえ、バーコードでOK。

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部屋からディズニーランドの花火も見られた。

夜9時過ぎに、Padoma(パドマ)というタイ式マッサージで
ヘッドリラクゼーションを受けた。
リフレクソロジーは何処でも受けられるので、
頭と肩のマッサージを受けることに。
気持ちよくて、ヨダレが出るかと思った。

食事は全て館内で食べたが、スーパーのフードコート並みと言える。
しかし、スタッフの対応は申し分なくとてもリラックスできた。

父親も個室の露天風呂にしか入らなかったが、
それでも十分リラックスできたと喜び、
母親はそれ以上に、父親の喜ぶ姿を見て喜んでいた。

チェックアウトは10時。
イクスピアリに寄ったが、殆どの店は11時オープンなので、
行くところもなく、父親の体調も考え
早々に家に帰った。

結果的に、大江戸温泉よりもリラックスできた。
なんか、アトラクションチックな館内ではなかったので、
静かにゆったり、まったりできたからだ。

『激近でも家族旅行』