7回目の抗がん剤治療が始まった。
担当医に「1年間は抗がん剤をやるって言ってましたが、いつまでやるの?」と聞いたところ、
「10月まで」と答えられたそうだ。
やはり、手術日からの1年ではなく、
抗がん剤を飲み始めてからの1年ということか・・・。

前回辺りから、吐き気が酷くなることが多いので、
「吐き気止めの薬を貰って来なよ」と父親に言っておいた。
すると『シンセロン錠8mg』を4錠処方されていた。
飲み方として、吐き気がしたら1錠飲むそうだ。

「たった4錠って、よっぽど強い薬なのか?
抗がん剤の副作用を抑えるほどだからなぁー」と独り言のように呟くと
父が「吐き気が止らないって言ったら、先生も(やっぱりね?)という感じで頷いたよ」
と言っていました。

よく父もここまで頑張ったと思うのです。
食前に飲む、漢方薬『大建中湯』は本日卒業になりました。
血液検査も数値が軒並み下がっていますが、
抗がん剤を続けられるのですから、まだ心配ないと言うことでしょうか。

来月また半年目のCT検査が入っています。
腹部と胸部です。
来月の検査日で、丁度最初の入院日から1年になります。

同じく大腸がんで手術した叔母は、手術から半年たらずで、
またポリープが3つ発見され、内視鏡手術をしたそうです。
ポリープが出来やすい体質なのだとか。

父親もCTだけではなく、1年経つのだし、
1度くらい大腸の内視鏡をやったほうが
いいのでは無いだろうか・・・。
それとなく、父親に「やりたいと言え」とボソリと言ってみた。
聞こえないふりをした・・・。

『折り返し地点は過ぎた』