美容院の帰りに、ハウルの動く城を観て来た。
やっぱり好きです、宮崎作品。

すぅーすぅーする後頭部を掻きながら、日比谷スカラ座へ。
指定券は既に入手済み。
千と千尋から3年も経ちますかぁーなどと
ワクワク感を抑えきれず、すぐにキャラクターグッズ売場へと
足を運んでしまいました。
ちょうど前回の上映が終わったところで
もみくちゃになりながらも、お目当のキャラの
ピンブローチと人形を買いました・・・。
まだ観てもいないのに。多分これ好きなるなぁーと思って先取りです。

なにかとキムタクの声が話題に上っていますが、
第一声を聞いて「これがキムタク?」って思うそうですが、
わたしは「あぁ、キムタク」って思ったくらいでした。
これくらいは出すでしょう・・・と。
それより驚いたのはやはり倍賞さんでしょう。
18歳の娘と90歳のお婆さんの声。
お婆さんはともかく、18歳は・・・。
第一声を聞いて『うぁ、違和感』と正直思いました。
が、しかしです。
物語が進み、いきなり90歳のお婆さんに姿を変えられたときの声!
もぉ驚きです。感動すらしましたよ。
そしてなぜ、一人で18歳と90歳の声をしなければならないのか
よーくわかりました。
そして倍賞さんにしたのは大正解でしょう。
そして美輪様。愛すべきキャラです。
もぉ上手い上手い。笑わせてくれます。

本編の感想は、はっきり言えば、
そもそも何で始まったの?なんでそうなったの?
いつからそうなったの?結局それはなんだったの?
と、???が多いんですが・・・。

いいんです、いいです。
そんなことは、あとから自分で自分なりの解釈を持てば。
いくらでも物語は広がります。
動く城から見た雄大な景色や、
雲の色、町の色、全てが現実で見るようなその風景。
癒されちゃってもぉー。
遠い目をしてしまいました。

もしかしたら、ラピュタ以降の作品でトトロに次ぐ
久しぶりに「これ大好き」といえる作品かも知れません。

『上映時間、あと30分は欲しかった』