買いだしたら止らない

有楽町にある、東京国際フォーラムの広場では
第三日曜日になると、大江戸骨董市という
小さな骨董市が、昨年の9月から開かれるようになった。
行きたい、行きたいと思っていたが、
何かと用事があり、今日になって
やっと行くことができた。
神社などで行われる骨董市に比べれば
とても小規模なものだけれど、そこそこの出店数があり
それなりに楽しめました。
着物中心に店を見てまわり
そのうちの一店がとても格安の着物をそろえていた。
千円代の羽織が多数あり、
いくつか気に入って手に持っていると、
「それも買ってくれるなら、五百円でいいよ。それは千円でいいよ」と
どんどん値引きしてくれるので、気がついたら5着も買ってしまった。
色々着物のお話を聞かせてもらって、ますます色々欲しくなってしまい
次回も会えるようにと、後ろ髪を引いていてくれと頼み、
慌ててその場を去りました。

他にも色々な店を巡り、そろそろ帰りましょうかと駅に向かいましたが、
ちょっと疲れたので、甘いものを食べましょうと
交通会館の中にある、北海道プラザに寄り
花畑牧場のソフトクリームを食べました。
「うま?い」
ふと横を見ると「古着市開催」と看板があり
止めればいいのに、ふらりと立ち寄ってしまいました。
うず高く積まれた着物の前に『1980円 半額』の手書きの張り紙。
「1980円をさらに半額ですか?」と聞くと大きく頷く店員。
迷わず物色。
しかし、畳んであるものをひっくり返すのに気が引けて・・・。
きっと吊るしてあったら、もっと買っていただろう。
2着ほど選んでお買い上げ。

結局全部で7着もの羽織を買ってしまい、
それでも1枚あたり927円という快挙。
大満足の収穫だった。

『何か作るの?が挨拶の言葉だった』