ひねもすミシン

人生日々ぶつかり稽古 洋裁作品をUPしています。 他に旅行記や闘病記なども。

’18年 秋の奈良旅行 福智院

10月29日(月)
今日は最終日。
一番のメインは、大好きな「TOMOSHIKI」さんのお店に行くこと。

11時開店には、まだ時間があったので、
お店の近くにある、「福智院」に行ってみることにしました。

なんでも、とてつもなく大きな地蔵菩薩さまが居られるらしい。
大好きな番組、見仏記でも訪れていた場所だ。

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住宅街の中にあり、入ってもいいのだろうかと
思ったのですが、お庭が素敵な感じだったので、
中に入ってみました。

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拝観料を払い、右手より入るように言われましたが、

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カメさん発見。
と、なかなか入らなかったら、
障子を開けてくれて、中へどうぞと招かれてしまいました。

入ったとたんに、「でかっ、地蔵でか」と失言。
お茶を入れてくれて、ゆっくり見てくださいね と係の方が、
そのあとから弾丸トークで、説明を始めてくれました。

すごい・・・と圧倒されながらも、
へぇーと感心する話ばかり。

来客の隙を狙い(失礼)次の目的地
「TOMOSHIKI」さんのお店へ。
今年もお洋服をオーダーしに来ましたよ。

素敵な店内に癒されながら、お二人の雰囲気にも癒され、
お買い物をしても、離れがたし。
また来ますね~ (しっかり働いて稼いできます)
と挨拶して、お店を後にしました。

新幹線で食べる、サンドイッチを買いに、
堀内果実園 さんに。
オーダーを入れて、作ってもらっている間に、
お茶しました。
柿と苺のスムージー

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フルーツサンドと柿と生ハムとアボガドのサンドイッチ。
うましうるわし奈良なのでした。

もう何年も奈良に行っているのに、
未だに、素敵な場所を発見する。
奥深いなぁ~と思います。

『また来年帰ります』



’18年 秋の奈良旅行 円成寺

10月28日(日)
本日は、まだ行ったことがない、円成寺へ。
円成寺と言えば、運慶のデビュー作と言われる、
国宝 大日如来坐像があるところです。

運慶展で、大日如来坐像を見てから、
これはやはり、円成寺で見なければと思ったのです。

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JR奈良駅のバス停から、30分ほどで到着。
しかしながら、バスの便は悪いので、
時間に余裕がないと来られないところだと思います。

お寺周辺は、すっかり紅葉が始まっていました。

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紅葉も燃えるような赤です。

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この時期に奈良に来て、
これだけの紅葉を見たことがありません。

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大日如来坐像がある、多宝塔。
中を覗くと、

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ややっ。なにやら金ピカではありませんか。
どうやら、出張からお帰りになられたおり、
新しい展示施設に移られたご様子。

模刻されたお像が、鎮座されていました。
ガラス張りなので、反射してよく中が見えないと思っていたら、

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お手製のこんなものが。
これをガラスに押し当ててみると、
なんと、見やすいではありませんか!
でも、その後ろ姿は、他の人には見られたくはありませんが。

大日如来坐像がおられる、収蔵施設に行くと、
なんと贅沢な。
座って間近で拝することが出来るのです。
運慶展では、人込みのなか見ていたあのお像が、
座って間近に、好きなだけ見ていられるのです。
ちょっとした、休憩スポットにもなっており、
そこで、書籍関係が置いてあり、興味深く拝見させていただき、
かなりの時間をそこで、過ごすことになりました。

雨が降っていたら、日がな一日、その部屋で過ごしてもよいですね。

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本堂が最後になってしまいました(笑)
本堂も実に見ごたえのあるところ。

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境内、庭園などを見て回り、
近くにあったお茶屋さんで、甘味でもたべようかと
寄ってみると、えらい賑わいでした。
ちょうどランチの時間ですからね。

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店内では、採りたてのマツタケが沢山売られていました。
帰りのバスまでには、十分時間があったので、
席が空くまで待っていたのですが、
注文してからも、なかなか甘味が出てこず・・・

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草餅と蕨餅がやっときました。

余裕があったはずの帰りのバス時間が
ギリギリになってしまいましたが、
なんとか乗ることが出来ました。

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バスで途中下車して、久しぶりに「工場跡」
カフェに来ました。

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ランチの終了時間ギリギリだったのですが、
まだ大丈夫ということで、パストラミサンドを頼みました。

こちらのお店に来ると、奈良に帰ってきたなぁ~と思います。

お腹いっぱいになり、まだ時間があったので、
興福寺の中金堂に行くことにしました。

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平成30年落慶と看板がかかっていましたが、
まだまだ先だと思っていたら、建ちましたね。
この後、興福寺国宝館にもより、阿修羅様にご挨拶してきました。

『本日も充実』

’18年 秋の奈良旅行 正倉院展

今年もあと半月ほど。
大好きな奈良のことをUPせずには終われないので、
私の外部記憶装置にUPしておこう。

10月27日(土)第70回正倉院展に行くため、
今年も奈良にやってきました。
仕事のスケジュール関係で、初日に行くことになった今回。
たしか8月頃、旅行代理店にホテル予約に行くも、
27日は、学会かなにかで奈良市内のホテルが
どこも、満室というではないか。

「奈良で、満室なんて!!」
そう、奈良には泊まらないという、
旅行者が大半なのだが・・・。学会かぁ・・・。
盲点でした。

なんとか、1室のみ空いているところがあったので、
予約を入れて、無事に奈良旅行が出来ました。

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奈良についたら、まず腹ごしらえ。これ鉄則。
今回は、奈良町にある、「cafe maru」に行きました。
築100年以上の古民家を改築したそうで、
11時の開店と同時に入りました。

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落ち着いた店内で、座席数もそこそこあり、
ゆっくりランチを楽しむことが出来ました。
奥には座敷席もあったとか。

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ランチプレートを注文。
サラダが枡に入っていて、野菜たっぷりの美味しいランチでした。
パスタや、ピザ、カレーなども単品であり、
また、種類豊富なパンケーキが売りのお店でした。

残念ながら、パンケーキは14時からの販売となるらしいのですが、
プレーンのパンケーキならば、いつでもOKということなので、、
食後のデザートとして、1皿頼んでみました。

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表はカリカリ、中はモチモチの美味しいパンケーキ。
トッピングとして、クレミアアイスを付けました。
このアイスとパンケーキの組み合わせがとても美味しかった!!

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また、お気に入りのカフェが増えました。

恒例のなまらまち お買い物ツアーに。
といっても、一番最初に行くのは、
いつもの靴屋さん「NAOT」です。
NAOTさんの靴に惚れ込んで、奈良に行ったら、
毎年1足、我が家に連れて帰ると決めたのです。

今年の「子」は、レースアップブーツの「クラウディア」さんです。
もう、靴も擬人化して呼ぶという、惚れ込みようです(笑)

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こちらの子、脇にファスナーがなくて、
靴紐を結ぶ手間が・・・と思ったのですが、
実際履いてみると、それほど手間と思わず、
よかったなと思います。
毎回紐を結ぶと、愛おしさが増すという。
ショートブーツになるので、筒の長さがもう少しだけ
欲しかったのですが、あったらあったで、
歩きにくかったかもしれません。

速攻買いまして、そのまま、
正倉院展に向かいました。
15時台くらいでしたでしょうか。
開催初日にしては、人がそれほど多くなくて、
ゆっくりとみることが出来ました。

去年は、結構地味目の展示物が多く、
籠や、鈴など・・・個人的には好きな部類でしたが、
今年は、煌びやかな物が多かったような気がします。

開場を出るとすっかり日も傾き、
夕食の場所を探しに、歩きました。
お目当てだったレストランが、閉店していたようで、
「おでん」でも食べようかと、ガイドブック片手に
調べて行ってみました。

「竹の館」


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開店直前の時間帯。
そして、店内が全く見えず、
入りにくい雰囲気。
躊躇していると、続々と人が入っていくので、
一緒に入り込みました。

店内は、昭和チックな下町の飲み屋のような感じ。
大きな鍋が二つに、カウンター席があり、
奥にテーブル席がありました。

ぐつぐつ煮えている「おでん」が美味しそうで、
速攻席に着きました。

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お婆ちゃんが、注文を取りに来てくれました。
見る見る内に、人が着て、
開店30分ほどで、店内が満席に。

おでんも美味しくて、うどんも美味しかった。
奈良にしては珍しく、深夜2時までの営業とか。
カウンターで、鍋をのぞき込みながら、
食べるのもよかったかも。

本日のお宿は、27日に、唯一1室空きがあった、
ホテルフジタ奈良でした。
レディースルームが空いていたのです。
なるほど。

こちらのホテル、三条通りに面していて、
近鉄奈良駅、JR奈良駅の丁度半分の位置にあり、
また、商店街の中にあるので、
立地がとてもよかったです。
前から、あるねぇ~とは思っていたのですが、
こんなに便利なところにあるとは思いませんでした。

お部屋もなかなか快適で、とてもよかったです。

明日は郊外に行こうかと思っています。

『やっぱり、ちくわぶ はないわよね』

誕生110年 東山魁夷展に行って来ました

国立新美術館へ東山魁夷展を観に行ってきました。
20分前に、会場へ着いたのですが、チケット売り場、
会場入り口にも行列が出来ていました。

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私のお目当ては、唐招提寺御影堂障壁画でした。
2005年上野に「唐招提寺展」に行ったとき、
完全再現された、障壁画「濤声」「山雲」の美しさに心を
揺さぶられてからというもの、東山魁夷の絵が好きになったのです。

今回も、その障壁画が完全再現されるというので、
開場とともに、障壁画をめがけて進みました。

左手の壁のアプローチを抜けると、
そこは仄暗い照明の中に、あの「濤声」があった。
「また見られた」と呟いてしまった。
右手からの猛々しい波が、岩にぶつかり
尚も進み再び岩にぶつかる。
左手に進めば、大波はいつかしか、穏やかな波に変わり、
浜辺に到達している。
まだ、数人しかおらず、自分の視界には、
海の青、蒼、碧 緑青のあおの世界が広がる。

視界を動かせば、目の端に入る波が、本当に動いているようで、
場内の静けさが、波の音のようにも聞こえる。

「山雲」
この絵を見ると、森の神秘的な風景が心に染みる。
雨に降られて、雨宿りしながら見た、山々の風景を思い出す。
心が浄化されていく感じがする。

ベンチに腰をかけて、しばらく「濤声」を眺めた。
まばらな人の間、視線だけを泳がせ、その世界観に浸った。

しばらくすると、徐々に人が増え始めたので、
入口に戻って、最初から鑑賞した。
絵は比較的におおきなものがおおいので、
人が多くても、ストレスなく見ることができる。

「残照」を見て、というより
引き寄せられて観る人が大勢いた。
「道」の前は特にそうだった。
行く道、あの道の向こうには、何があるのだろうか・・・
という感情よりも、私はその時「振り返って見た道」に見えたのだ。
音声ガイドでも、東山先生が「振り返って見た道でもよい」と
言っていたのだ。
そうか、その時見る側の感情によって、
行く道、来た道、どちらに見えるかで、自分の感情に気が付く。
だからこれほど、人を引き付けるのかと思いました。

今回音声ガイドで、モーツァルトの曲だけを流すトラックがあった。
それを聞いていて、自分のウォークマンを取り出し、
東儀秀樹さんの「蒼き海の道」を聞いた。
「唐招提寺プロジェクト」のテーマ曲だ。

この曲を聴きながら「濤声」を鑑賞した。
「いいっ、これはいい」曲が終わるまで鑑賞し、
再び入口まで戻って、曲を聴きながら鑑賞した。
幻想のアプサラ
聖家族
New ASIA
大河悠久
絵と曲が重なって、涙が出そうになった。
素晴らしい展覧会でした。

『一人に浸れる』

横山崋山 展に行って来ました

東京ステーションギャラリーで開催中の
「横山崋山」展に行って来ました。

東京ステーションギャラリーも初めての場所でしたが、
とても雰囲気のある、素敵な美術館でした。

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「美の巨人たち」が好きで、ほぼ毎週見ているのですが、
今回「横山崋山」の「紅花屏風図」の回を見て、
とても驚き、早速行ってきたしだいです。

伊藤若冲と同じ、先に海外で評価され、
その後、日本でも知られるようになったとか。

行った日は日曜日で、しかも「紅花屏風図」の展示の
最終日であったため、かなりの人がおられました。

テレビで紹介されたいくつかの作品がありました。
9歳の時に書かれた、牛若丸と弁慶の絵は、
とてもその年代で書いたとは思えないほどの構図でした。

四季山水図などを見たところ、家屋や、簡略化された人物、
松の木なども、筆で書かれたようには見えず、
フェルトペンか何かでかいたような、ポップな感じに見えました。
家屋の線などは、定規かなにかつかったかのように、真っすぐです。

しかし、山河の描写は、水墨画の世界観そのもの
なので、とても不思議な感じに、
いつまでも見ることが出来ました。

「唐子図屏風」は、金箔の上に書かれた子供たちが
浮き上がって見え、表情豊かな表現は、
本当に動いているように、また声が聞こえてくるようでした。

テレビで紹介された「紅花屏風図」の前は、
順番待ちの列が出来ていました。
根気よく待ち、それを見られたときは、
「すごい・・・」という言葉しか出てきませんでした。

全部で220人もの人物が描かれていますが、
それぞれ、働く様子や、語らう様子、喧嘩している様子、
それを四季折々に書かれており、アルバムを見るような
感じで、その村の一年をみるようでした。
「何時間でも見ていられる」そんな絵でした。

そして、上下巻合わせて30メートルもある、
「祇園祭礼図」は圧巻でした。
巻物の幅を利用して、祇園祭の様子を描いており、
V字に背景を描くことで、街並みを再現していたり、
山鉾はトリミングして描くことにより、動きを表現
しており、それに合わせての人々の様子が、
事細かにかかれていました。

表情豊かに、よそ見をしている者、鼻をかむもの、
大笑いしているもの、当時の祭りの様子が、
生き生きと描かれていました。

この下書きの絵も展示されていました。
大まかなスケッチの上には、びっしりと
観察した時の文が書いてありました。

これだけ細密に描くには、これだけの観察眼が
必要なんだと、その書き込みの多さに驚きました。

最後まで楽しむことができた展示会でした。

これから、この人の展示会も、
大行列ができるようになるんだろうなと思う、
そんな展示会でした。

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ギャラリー内も素敵でした。

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昔のレンガをそのまま利用した壁。

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フロアの表示もおしゃれ。

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北口のドームも、上から見られて
とてもいい雰囲気です。

『見ればわかる!』
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