ひねもすミシン

人生日々ぶつかり稽古

奈良のもう一つのお目当ては

翌日は遅めに起きました。
なぜなら、お目当てのお店が11時からの開店だから。


月曜日、火曜日のお休みが多い、奈良のお店。
なので、できるだけ日曜日に帰ってくるのですが、
今回はどうしても日曜日、月曜日の日程になってしまいました。

土日月で空いている、そのお目当てのお店は「tomoshiki」さんです。
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以前は東大寺の裏あたりでお店を構えておられましたが、
こちら、高畑に新しいお店を3年ぶりにオープンされました。

新しいお店にお伺いすると、
新しいお家にきて、あたりを嗅ぎまわる、
お犬様や、猫様のように、クルクルと回りながら
落ち着かない様子になってしまいました。
だって店内が素敵なんですもの。

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東京で個展を開かれたときに買った、カシュクールワンピースが
とても良かったので、生地違いのお色違いで
作ってもらうことに。
そして、4枚目のプルオーバーワンピースを作ってもらうことに。
どれだけ、この形が好きなのか熱弁をふるってからのご注文。

生地見本を見つつ、友人を置き去りにして、
話し声も途切れ途切れに聞こえてくるくらい、
真剣に選びました。

散々騒ぎまくって、嵐のように去りましたが、
出来上がるのを楽しみに待っています。

お昼を食べて、お茶してから帰りましょう。
なんて思っていたら、いつの間にやら時間泥棒が。

仕方がないので、お昼をあきらめて、
新しくできた、堀内果実園さんのショップへ行きました。

サンドイッチがテイクアウトできるので、頼んでいる間に、
スムージーを飲むことに。

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わかりにくいですが、イチゴと柿の二層になっています。
美味しかったよ。

近鉄特急に乗っている間も、サンドイッチが気になって、気になって。

新幹線に乗るなり、開けました。

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幸せの黒パンサンド。
二種類買って、友人と半分ずつに。

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ダイナミックなフルーツサンド。
ミカンが丸ごと入っているなんて。
季節柄のミカンですが、可愛いのか?
(私ごときが、かわいらしいフルーツサンドを頼むなんて
ミカン丸ごとがお似合いだわ・・・なんてなったのか?)
いや、斜め向かいの席で、これを食べているの見たら、
私なら、突っ込みたくなります。
「デカッ、みかんデカ!」

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柿とアボカド、クリームチーズに生ハム入りの
サンドイッチです。美味しかったぁ。

もしかしたら「たりなひ・・・?」になるかと思ったら
結構おなか一杯に。

これはよい。毎回これで締めようということになりました。

新幹線のお供に「堀内果実園のサンドイッチ」
腹いっぱいになって、眠って帰ったとさ。

『凝縮の奈良でした』




第69回正倉院展に行ってきました

今年の5月にも快慶展で奈良に行ったので、
今回はコンパクトに1泊2日の日程で行ってきました。

正倉院展は会期が短く、また博物館周辺も大変混み合うので、
いつも15時過ぎから入ることにしています。

奈良に着くなり腹ごしらえ。
今回は「鹿の舟」へ行きました。
食べるところは「かまど」「さえずり」の二か所ありますが、
今回は「さえずり」にしました。
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レモンとジンジャーのスープが美味しかった。
また、スープカップが渋くて大きさもちょうどよく惚れました。

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私は長芋を使ったふっくらハンバーグ。

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友人は男前な原木椎茸ソーセージスープ。
パンもすごく美味しかったとのこと。
パン皿も素敵。

「かまど」は定食屋さんで、「さえずり」はカフェですね。
ちなみに、竈、囀と書きます。

案内所の「まゆ」繭では・・・

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そう、BSのTBS「奈良ふしぎ旅図鑑」のオープニングで
出てくる、あの図書館があります。

食べた後は、またまた「ならまち」を散策。
地図なしでも歩けるようになりましたが、
毎回「あれ?」となる時があります。

靴屋さんのNAOTで、またもやお買い物。
このところ毎回奈良で靴を買うのが義務化されているようです。

今回は黒のショートブーツを買いました。
奈良の旅は買い付けの旅でもあります。
この時のために普段から節約して、奈良で大放出 (高笑)

道すがら、買い付けをするものだから、
二人して、手荷物が増える一方。

お気に入りのお洋服屋さんが、店じまいになっており、
「いや、悲しい・・・ある意味、いい店だったのに」と
ある意味心配していた店でもあり、ある意味やっぱりねと思う店。

さんざん歩き回って「カナカナ」さんへ。

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去年食べて「生きててよかった」と言ってしまった、
あのモンブランを食べに来ました。
モンブランの中に、焼いたメレンゲとわらび餅が入っています。

さて、そろそろ行きましょうかと、のんきに奈良国立博物館へ。
しかし、周辺が恐ろしいくらい混みあっています。
なんだ、なんだ。なんか毎年、年を重ねるたびに、
すごい人になっているような。

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そして、欧米系の方が多いのも驚き。
とうとう来たか、奈良ブーム。って言ってるのは私たちだけか。

今回は見た品々ですが、今回「かご」が多く出品されていました。
おそらく、もしかしたら、家のコタツにミカン籠・・・
的な、子供の頃からあるよね、この籠って言いうくらい、
変わらぬ籠のデザインと編み方に、本当に関心しました。

技術は受け継がれているんだな。そうそう変わらないというところが
本当に驚きました。

超絶技巧な物たちを見るにつけ、昔の技術力の高さに関心します。
エメラルドグリーンの箱がありました。
縁取りが茶色で、鳥の絵が描かれています。
「チョコレート入れたら菓子箱になるよね」と話していたそれは、
初めて正倉院展に行ったときに見た箱だと、のちにわかりました。

表に出ると、すっかり日が落ち、暗がりの奈良公園をとぼとぼと歩き、
これまた新しくできた、レストラン、
カフェ・エトランジェ・ナラッドに行きました。
奈良市観光センター「ナラニクル」の中にあります。
今までは素通りしておりました。

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クッキーの鹿が乗っているパフェのはずですが、
今晩はどうやら逃げ出してしまったようで、
鹿さんはいませんでした。なので、50円引きだそうです。

夜風が冷たくなってきました。

ホテルへ帰りましょう。

『正倉院展がお目当てです』

安藤忠雄展 国立新美術館

本日、振替休日のため国立新美術館の安藤忠雄展に行ってきました。

今年の夏に直島を訪れたのだが、その時の安藤先生の建築美に
圧倒されて、今回の展覧会は見逃すわけにはいかないと思いました。

もともと、安藤先生の建築物には、興味があり、
またとても好きだったので、インタビュー記事や、
特集番組などがあると、そのたびに見ていた。

安藤先生の人柄にも惹かれ、その受け答えの面白さが好き。
今回の展示会の音声ガイドには、説明と
本人コメントが聞けることもあり、大変楽しみにしておりました。

建築のドローイングや、模型、実際の建築物の映像がセットになっており、
ひとつ、ひとつ丁寧に見ていくと、時間がかかる。
あまり混雑はしていなかったので、ゆっくり見ていけたが、
順序など気にせず、空いているところを見ていけるので
混雑していたとしても、さほど気にならないのではないだろうか。

建築物の映像を見ていると、無機質なコンクリート素材や
鉄骨でも、光と影などと合わさると、荘厳さが出るのが
面白いところだった。

教会シリーズや、寺院や頭大仏など、信仰を対象としている
建築物がとても興味深かった。
一切の装飾的なものが排除されているにも関わらず、
見た瞬間に劇的な場面に遭遇したような気持になる。

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今回の展示会の目玉は、光の教会の原寸大の展示だろう。
屋外に建ててしまったのだ。

今回、こちらは写真撮影が可能だったので、
午前中の人がまばらな時間帯だったので、
運よく、人が入らず撮ることができた。

実物は、ガラスがはめ込まれていて、室内になっているが、
本人はガラスをはめこまないプランを提案したそうだ。
信者側から「寒いでしょう」という反対にあい、
仕方なく、ガラスをはめ込んだらしいが、本人、いまだに
「いつかとってやろうと思っています」とコメント(笑)

「寒ければ、身を寄せ合って祈ればいいんですよ」的な
ことを言っていました。

不便さを、住む人が考えながら工夫して住む。
住む人も体力勝負で住む。

住吉の長屋では、中庭があり、
部屋への動線で、外に出なければいけない。
以前見た、インタビューで、
「雨が降ったら、どうするんですか?」という施主の質問に
「傘をさせばいいじゃないですか。中庭の切り取られた
この空が、あなたの物になるんですよ」という答えに
感激してしまった。

直島のベネッセハウスに行ったとき、
同じように、中庭があり、
そこに磨かれた巨石がおいてあり、
寝そべりながら空を眺めたのだ。
あの何とも言えない感覚。
私だけの空になっていたのか。
不便さと引き換えに、空を手に入れるのだ。

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コンクリートの隙間から、風が吹いてきた。
確かに寒い・・・が
自然が信仰だった時代もある。
十字架から神の息吹を感じるのも素敵だなと思う。
が、確かに寒い。

移り行く光を一日楽しみたい。
夜はどんな風景が見られるのだろうか。

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直島プロジェクトの展示も、写真撮影OKだった。
直島では黄色いカボチャを撮れなかったので、ここで撮りました。
直島全体の模型。


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地中美術館の全容です。
一度建てて、再び埋めなおしたそうです。

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光の教会のクリアファイル。
十字架のところがシースルー構造。

『光と影とコンクリート』

運慶展 東京国立博物館

奈良の快慶展に続き、東京の運慶展を見てきました。

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春の奈良からのスタンプラリー、完成しました!!

平日の開館1時間後に行ったのですが、30分待ちの札が出ていました。
さすが、東博の特別展示です。

最近ではネットでチケットを買って、スマホで表示させ入場できるので、
並ぶ手間がなくて、大変助かります。
また入場の際に、半券を貰えるので、記念にとっておけるので
ありがたいです。

今回の展示は、親子三世代の展示と申しましょうか、
最初の展示室では、運慶のデビュー作から始まります。

一度は訪れたいと思っていた、円成寺の大日如来坐像。
普段はガラス張りの堂内に居られるのですが、
今回はほぼ、360度で見られ、
しかもガラスなしで、感動です。

若々しい大日如来で、足のひらのふくよかさに
驚かされました。土踏まずがある!
結った髪の毛の生え際が、特に美しく、
この技術力でデビュー作とは。

この技術を教えた、父、康慶とは、どんな人物なんだろうか・・・
デビュー作を抜けると父、康慶の作品が始まります。

なんだ、この興味を持たせるような演出は。

父の作品は、平安時代までの仏像とは全く違う、
いきなり、なんでこんな風に写実的に作ろうと思ったのか、
不思議な気持ちになりました。

この父にして、この子ありですね。

康慶の作品を見た後に、一際異彩を放つ仏像が見えました。
いや、あれはオーラというのでしょうか、
ただならぬ気配を感じました。
気配ですよ、気配。

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こちら、チラシの毘沙門天立像。
すごい、目力です。玉眼と目の彫りによるものだと思いますが、
バッァ、バン!という交換音を背負ってそうな、
一瞬「梅宮辰夫か!」と突っ込みたくなるのをお抑えての鑑賞。
フィギュアの世界ですよ。このポージングは。
これで、カッコいい~と言わずして、なんという。

スポットライトを浴びているので、必要以上に興奮度が増します。
離れがたい。
その先には、今回楽しみにしていた、八大童子立像が
それぞれ、ガラスケースに入って点在しています。

今回、仏像のお立ち台(?)が高いので、
人込みでも、十分見ることがかないます。

八大といっても、今回は運慶が作ったものとされる、
六体が展示されています。
自分が中心にいて、一斉に囲まれたいという妄想が止まりません。
実は、目を離した瞬間、動いているのではと思うほど。

時間がいくらあっても足りない。
その場を離れがたいのですが、ちらちらと見えている、
私が一番お会いしたかった、無著・世親様が。

こめかみのへこみ具合や、血管の浮き具合。
遠くを見つめる目。お背中に当たっては、
縋りつきたくなるような、広い背中。
無著様が好き。

こんなにすごい第一会場。
第二会場はどんなことに!と思うのですが、
第二会場は、息子たち後継者へと引き継がれていく
様子がわかるような展示になっています。

そして最後には、あの天燈鬼、龍燈鬼が登場。
ギャーっとなるわけです。
360度ぐるっと見られて、幸せです。
龍燈鬼の筋肉美は、力士のものと言われますが、
本当に素敵なお尻。そして、愛嬌のあるお顔。

もぉ、お腹いっぱいです。素晴らしい展示をありがとう。

そして、日美で言っていた、みうらじゅんさんの、
最後の締めのお言葉「スゲェー、運慶」十分堪能させていただきました。
まさに、「スゲェー、運慶」これにつきます。

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(三井記念美術館でもらってきた、運慶展のチラシは
見開きでした)

早く始めればよかったのですが、各美術館でもらってくるチラシ。
ファイルして、行ったときは、半券もファイルすることにしました。

もっと早くやっていたら、もっと集まってたろうに。
なんで気が付かなかったのか。

さて、芸術の秋はまだ続きそうです。

『クリアファイル持参』

はとバス 鎌倉ツアー

毎年、母と二人で旅行に行くと約束したが、
今年は色々忙しく、特に祖父母の墓仕舞をしたりして
忙しく、物入りだったので、今年の旅行は取りやめにしたはずだった。
そう、母が決めたはずだったのに・・・。


「あんたばっかり旅行行っててズルい」

何、何?何のこと?
行かないっていったじゃん!!

とはいいつつも、それもそうねと、
はとバスのツアーに申し込んでみました。

鎌倉日帰りコース。

そして当日。雨が降りました(笑)
母と私が旅行に行くと、大抵雨が降ります。
多分、ととさん がヤキモチを焼くのだと思います。

「お父さんは、ズルい」はははっ。
本日もリュックに ととさん の形見ぶら下げ、行ってきました鎌倉へ。

東京駅丸の内からバスで一路鎌倉へ。
鎌倉へはレインボーブリッジを通り、羽田空港を縦断し、
横浜のベイブリッジを通りました。
行く道すがらも観光に入っているのですね。

バスガイドさんが、観光名所を色々説明してくれたので、
車内でも、飽きることなく左右を見て楽しみました。
さすが、はとバス。


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最初に訪れたのは建長寺。
私が見たかった、法堂の雲竜図。

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小泉画伯の龍図は、最初に建仁寺の「双龍図」を見ていて、
ぜひ、建長寺の龍図も見たいとおもっていました。

好きだわ。やっぱり龍好きとしては、たまらない図だわ。
ほぼほぼ、こちらを見るのに時間を費やしてしまい、
他は駆け足で見ることに。

法堂を出るころには雨がやんでおりました。

次は、早いお昼ご飯です。

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バスツアーにしては、しっかりしたお昼御飯が出ました。
食べ放題とか、食べ物重視ではないので、
そんなに期待していなかったのですが。
どこかのバスターミナルみたいなところで食べるのかと思ったら、
ちゃんとした店でした。
まぁ、温かいのはお茶だけでしたが(笑)

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次に向かったのは、鶴岡八幡宮。
七五三や、神前結婚式の方たちがおられ、
なにやら華やかでした。

各名所、だいたい1時間の自由時間をもらえます。
鳩サブレで有名なお店の本店に行きたかったのですが、
八幡宮から大分離れており、行くことがかないませんでした。
鳩サブレグッズが欲しかったのに。

しかし、バスガイドさんおすすめのお菓子を教えていただき、
急ぎ足で、参道を抜けてお菓子屋さんへ。

紅谷さんのクルミッ子です。
店頭で「あぁ、貰ったことあるわ」と思い出し、
いくつかお土産に購入しました。

参道に向かい合わせに、紅谷さんはありますが、
八幡様むかって右側が本店でした。

すでにデカい紙袋を下げてしまいました。

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鎌倉の大仏様です。
小学生の時に、遠足で来たことがありますが、
こんなに狭かったでしょうか。

しかも、遠足で来たのは覚えているのですが、
ここしか覚えていない、鎌倉。

昔は建物の中に居られたそうですが、
津波で建物が流されてしまったのだとか。
野ざらしはキツいですよね。

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次に長谷寺へ。
奈良の長谷寺と同じ、巨大な十一面観音菩薩様がおられます。
道明上人が、奈良の初瀬の山中に楠の巨木で二体の観音像を刻み、
一体は奈良の初瀬に安置し(奈良の長谷寺)
もう一体を祈祷のうえ、海に流すと三浦半島に流れ着き、
そちらを安置したのが鎌倉の長谷寺だと、
バスガイドさんが教えてくれました。
境内には、かわいらしいお地蔵様がいて、
すっかり、お地蔵様を探せ!になってしまいました。

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可愛ぇー。

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竹藪にも。

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こちらのお地蔵様。
母とそう変わらない背丈で。
隣に並ばせて写真を撮ったのですが、
外人さんが微笑ましく眺めて、笑っておられました。

このあと、江の島へ移動。
江の島神社に行こうと思いましたが、
少し雨が降ってきてしまったので、
帰りの足元が危ないので、神社にはいかずに、
下のお土産屋さんで時間をつぶしました。

これまた、ガイドさんに教えてもらった、
「しらすパン」がおいしかったです。

もちもちのパンの中に、チーズとしらすが入った、
揚げパンのようなものでした。

なんとか酷い降りにならず、
ほぼ傘なしで観光することができました。
さすが、ととさん。ありがとう。

帰りは、高速で事故があり、
1時間ほど渋滞につかまり遅くなりましたが、
無事に帰ってきました。

途中、銀座の街並みを抜けて東京駅へ。
これもまた、観光案内となっていました。

数々ある、バスツアー。
やはり、バスガイドさんが案内してくれる
はとバスは、いいな~と思いました。

下車時「はとバスなんて40年ぶりに乗ったわ」と母。
すごく嬉しそうで、よかったです。

「また、何かのツアーに行こうね」と約束しました。

『幸せの黄色いバスでした』

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